1月 23日

電子メールの日

語呂合わせ記念日

電子メールの日とは

毎年1月23日は「電子メールの日」です。「1(いい)23(ふみ)」(いい文・いいふみ)という語呂合わせから、電子メッセージング協議会(現:JUSA)によって1994年に制定されました。デジタル時代におけるコミュニケーション手段である電子メールの普及と、正しい利用を呼びかける日です。

電子メールの誕生と普及

電子メールの歴史は、インターネットの前身である「ARPANET」において、1971年にレイ・トムリンソンが異なるコンピュータ間でメッセージを送信したことに始まります。彼がユーザー名とコンピュータ名を区切るために「@(アットマーク)」を採用したことが、現在のメールアドレスの形式の基礎となりました。

日本における普及

日本では1990年代後半、インターネットの一般家庭への普及とともに電子メールが急速に広まりました。それまでのはがきや手紙、電話に加え、文字情報を瞬時に、かつ安価に届けることができる画期的な手段として、ビジネスからプライベートまで社会のあり方を大きく変えました。

電子メールの仕組みと進化

電子メールは、送信者のサーバーから受信者のサーバーへと、バケツリレーのようにインターネット上を転送されて届きます。当初はシンプルなテキストのみでしたが、現在では画像や書類の添付、HTMLによるリッチなデザインなど、表現の幅が大きく広がっています。

コミュニケーションの変化

SNSやチャットツールの台頭により、短いやり取りは他の手段へ移行しつつありますが、電子メールは依然として「正式な記録が残る手段」や「公的な連絡手段」として、ビジネスシーンや信頼性を重視する場面で不可欠な存在であり続けています。

電子メールのメリットと特徴

  • 相手の時間を拘束せず、自分のタイミングで送信・閲覧ができる
  • 一度に多くの人へ同じ情報を正確に伝えることができる
  • 送信履歴や内容が保存されるため、情報の備忘録として機能する
  • ファイル(資料や写真)を添えて、視覚的な情報を共有できる
  • 国境を越えて、世界中の誰とでも瞬時に連絡が取れる

メールのマナーとセキュリティ

「いいふみの日」にちなみ、気持ちの良いコミュニケーションを心がけることが大切です。件名を分かりやすく書く、丁寧な挨拶を添えるといった配慮は、デジタルな文字情報に「温かみ」や「信頼」を与えます。

安心・安全に使うために

一方で、迷惑メールやフィッシング詐欺といったリスクも存在します。身に覚えのない送信元からのリンクや添付ファイルを開かないこと、パスワードの管理を徹底することなど、情報を守るためのリテラシーが現代の「読み書き」の一部となっています。

電子メールの日を楽しむヒント

  • 疎遠になっていた友人や恩師に、近況報告のメールを送ってみる
  • 受信トレイを整理し、不要なメルマガを解除してデジタルデトックスをする
  • 普段使っている署名(シグネチャ)を、新しい季節に合わせて更新してみる
  • 感謝の気持ちを伝える際、あえて少し丁寧な言葉を選んで「いい文」を綴る

言葉を届ける喜びを再発見する

電子メールの日は、指先ひとつで言葉を届けられる便利さに感謝すると同時に、その一通に込める「想い」を大切にする日です。画面越しの文字であっても、そこには必ず送り手の心が宿っています。1月23日は、大切な誰かへ、あなたの言葉で素敵な「いい文」を届けてみませんか。