1月 21日

スイートピーの日

語呂合わせ記念日

スイートピーの日とは

毎年1月21日は「スイートピーの日」です。この時期はスイートピーの出荷が最盛期を迎えること、そしてスイートピーの花弁の構成が「1・2・1」の形(旗弁1枚、翼弁2枚、舟弁1枚)に見えることから、全国商工会連合会や生産者団体によって制定されました。

スイートピーの由来と歴史

スイートピーは地中海のシチリア島が原産とされるマメ科の植物です。17世紀末に修道士フランシス・クパニによって発見され、その後イギリスで本格的に品種改良が進められました。エドワード朝時代には、その優雅な姿と香りが王室でも愛され、観賞用としての地位を確立しました。

名前の語源

「スイートピー(Sweet Pea)」という名前は、その名の通り「甘い香りのあるエンドウ」を意味します。和名では「香豌豆(カオリエンドウ)」や「蝶形花(チョウケイカ)」と呼ばれ、その甘く爽やかな香りは、香水の原料としても利用されることがあります。

日本におけるスイートピー

日本には江戸時代後半から明治時代にかけて渡来したとされています。大正時代から昭和にかけて本格的な栽培が始まり、現在では宮崎県や愛知県、岡山県などが主な産地として知られています。冬から春にかけての切り花の代表格として、多くの人々に親しまれています。

赤いスイートピーの流行

1982年に松田聖子さんのヒット曲『赤いスイートピー』が発売されたことで、その存在は日本中に広く知れ渡りました。当時、赤いスイートピーは市場に少なかったのですが、この曲の影響で品種改良が進み、実際に鮮やかな赤色の花が普及するきっかけとなりました。

スイートピーの特徴

  • 蝶が羽を広げたような可憐な花の形をしている
  • 甘くフルーティーな香りが特徴で、部屋を明るく彩る
  • パステルカラーを中心に、白、ピンク、紫、青など色の種類が豊富
  • 巻きひげで周囲に絡みつきながら上に伸びていく習性がある
  • 切り花としての持ちが良く、冬のフラワーギフトとして人気が高い

花言葉と贈り物

スイートピーには、その花の形が今にも飛び立つ蝶のように見えることから、「門出」「別離」「優しい思い出」といった花言葉が添えられています。これらは決して悲しい別れではなく、新しい生活への希望を込めた前向きな意味を持っています。

門出を祝う花として

1月から3月にかけて出回るスイートピーは、卒業や入学、就職といった人生の節目に贈る花として最適です。新しい一歩を踏み出す友人や家族へ、エールを送るメッセージを込めて贈られることが多い花です。

スイートピーを楽しむコツ

  • 花瓶に活ける際は、水に浸かる部分の下の方の花を摘み取る
  • 浅水(少なめの水)で管理し、こまめに水替えを行うことで長持ちする
  • 萎れた花を早めに取り除くことで、他の蕾が咲きやすくなる
  • 直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に置く

春の訪れを告げる香り

スイートピーの日は、まだ寒さが残る時期に、ひと足早い春の訪れを感じさせてくれる日です。その優雅な形と芳醇な香りは、私たちの心を癒やし、新しい季節への期待を膨らませてくれます。1月21日は、大切な人へ、あるいは自分自身へ、一束のスイートピーを飾ってみてはいかがでしょうか。