3月
11日
いのちの日
歴史的記念日最終更新:
いのちの日とは
毎年3月11日は「いのちの日」です。東日本大震災の際に被災地で心と体の健康回復のために行動した医療者やジャーナリスト、大学教員、災害ボランティアなどでつくる「災害時医療を考える会(Team Esteem)」が制定し、日本記念日協会に認定・登録されています。2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災では多くの命が失われました。命の尊さを思い、命の大切さを考え、震災で学んだことを風化させることなく災害に備えることが目的です。なお、12月1日にも「いのちの日」がありますが、こちらは厚生労働省が自殺予防の取り組みの一環として定めた別の記念日です。
震災の教訓と防災
3月11日は、日本の防災のあり方を見直すきっかけとなった日です。
- 「津波てんでんこ」の教訓: 津波が来たら家族にもかまわず、てんでばらばらにでも高台へ逃げよ、という三陸地方に伝わる教えです。東日本大震災で改めて注目され、「自分の命は自分で守る」ことの大切さを伝える言葉として広く知られるようになりました。
- 「絆」と共助の力: 震災後、地域で助け合う「共助」の大切さが改めて見直されました。2011年の「今年の漢字」には「絆」が選ばれています。
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いのちの日にまつわる知識
- 9月1日の防災訓練のように: 制定者は、9月1日の防災の日に防災訓練が行われるように、3月11日には健康や医療、災害時の体制などを考える機会を設けたいという思いから、この日を記念日にした。
- シンポジウムや標語募集: この日を中心に、災害時の医療を考えるシンポジウムの開催や標語の募集などが行われている。
- 震災関連死: 東日本大震災では、地震や津波で直接亡くなった人のほかに、避難生活の負担などで亡くなった「震災関連死」も多く認められている。災害後の医療や健康管理の大切さを示している。
- 二つの「いのちの日」: 3月11日のいのちの日は災害と医療がテーマ、12月1日のいのちの日は自殺予防がテーマと、同じ名前でも由来と趣旨が異なる。
- 3月11日の黙祷: 地震発生時刻の午後2時46分には、全国各地で犠牲者を追悼する黙祷が捧げられている。
今ある「いのち」を大切に
いのちの日は、震災で失われた命に思いを寄せるとともに、今ある自分や身近な人の命の大切さを考える日です。災害はいつ起きるかわかりません。持病の薬やお薬手帳の控え、家族の連絡先など、健康と命を守るための備えを見直すきっかけにしてみませんか。
いのちの日の過ごし方
- 午後2時46分に黙祷を捧げ、自分や家族の健康と安全、そして平和な日常の継続を祈る
- 非常用持ち出し袋の点検をしながら、家族と「大切な人を守るための計画」について話し合う
- 常備薬やお薬手帳の写し、眼鏡など、自分の健康を守るために必要なものを非常用持ち出し袋に入れておく
- 大切な人に「いつもありがとう」と一言伝え、言葉によって心の温度を上げるコミュニケーションを意識する
震災の教訓を、次の備えに
3月11日は、震災の記憶を風化させず、そこで得た教訓を次の災害への備えにつなげる日です。一人ひとりが命の大切さを考え、できる備えを少しずつ進めていくことが、いざというときに自分と周りの人を守る力になります。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日3月11日は「いのちの日」です。東日本大震災の教訓を風化させず、命の大切さを考えて災害に備えようと、災害医療に関わる人たちが制定しました。同じ名前の12月1日は自殺予防の日で、趣旨が違います。今日は、常備薬や家族の連絡先など、自分の命を守る備えを確かめてみたいですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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