11月
7日
立冬
季節の行事11月7日頃「立冬」とは
立冬(りっとう)は、二十四節気のひとつで「冬の始まり」を告げる日です。毎年11月7日か8日頃にあたり、太陽の黄経が225度になる日として天文学的に定められています。立冬を境に、朝晩の冷え込みが本格化し、木枯らし(こがらし)が吹き始め、紅葉も見頃を迎えます。暦の上では、立春(2月)・立夏(5月)・立秋(8月)と並ぶ「四立(しりゅう)」のひとつです。
立冬の気候と自然の変化
立冬の頃、北海道や東北地方では初雪が降り始め、本州でも山沿いで霜が降りる地域が出てきます。日の入りが早まり、日照時間は一年で最も短い冬至(12月22日頃)に向けて日に日に縮まっていきます。木々は葉を落とし始め、渡り鳥が南へと移動するなど、動植物も冬支度を本格化させます。
二十四節気と七十二候
立冬はさらに5日ごとに「初候・次候・末候」の三候に分けられます。立冬の初候は「山茶始開(さざんかはじめてひらく)」、次候は「地始凍(ちはじめてこおる)」、末候は「金盤荒(きんせんかさく)」とされ、自然の移ろいを細かく捉えた日本の繊細な感性が表れています。
立冬にまつわる風習と食べ物
- 亥の子餅(いのこもち):旧暦10月(亥の月)の亥の日に食べる風習。立冬の頃に当たることが多い。猪(いのしし)は多産で無病息災のシンボル。
- ゆず茶・生姜湯:体を温める飲み物で、冬の体づくりを始める合図。
- 鍋料理:立冬から鍋物が恋しくなる季節。湯気の立つ鍋は冬の食卓の定番。
- こたつ開き:地方によっては、立冬にこたつを出す風習が残る。
冬支度のサイン・立冬の豆知識
「木枯らし1号」は、立冬の前後に吹く最初の北寄りの強風で、気象庁が発表します。木枯らし1号が吹いた日は「冬の到来」として毎年ニュースになります。また、立冬を過ぎると冬物の衣類や暖房器具を準備し、インフルエンザの予防接種を受けるなど、寒さ対策を本格化させる目安の日でもあります。
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