2月 1日

テレビ放送記念日

歴史的記念日

テレビ放送記念日とは

毎年2月1日は「テレビ放送記念日」です。1953年のこの日、NHK東京テレビジョンが日本初の本放送を開始したことに由来しています。当時のテレビは一般家庭には手の届かない高級品でしたが、街頭テレビの前には多くの人々が集まり、新しいメディアの誕生に目を輝かせました。

日本のテレビ放送の幕開け

放送開始日の番組は、開局式典の中継からスタートしました。当時の受信契約数はわずか866件。テレビ受像機の価格は一般的なサラリーマンの年収に匹敵するほど高額でした。

街頭テレビの時代

高価なテレビを個人で所有できる家庭は限られていたため、駅前や商店街に設置された街頭テレビが人々の娯楽の中心となりました。特にプロレス中継や大相撲は絶大な人気を誇り、力道山の試合には黒山の人だかりができたと伝えられています。

民放の参入と競争

NHKの放送開始から約半年後の1953年8月、日本テレビが民間放送局として初めて開局。これにより、テレビ業界は公共放送と民間放送が切磋琢磨する体制が確立されました。

テレビがもたらした社会変革

テレビの普及は日本社会に大きな変化をもたらしました。全国同時に同じ情報を届けられるようになり、流行や価値観の共有が加速。「一億総白痴化」という批判もありましたが、教育番組や報道番組は国民の知識水準向上に貢献しました。

カラー放送への進化

1960年にはカラー本放送がスタート。東京オリンピック(1964年)を契機にカラーテレビが一般家庭に普及し始め、テレビは「一家に一台」の必需品となっていきました。

この日の過ごし方

  • 家族でテレビの歴史について話し合ってみる
  • 昔のテレビ番組の映像をネットで探して視聴する
  • テレビを消して、テレビがなかった時代の娯楽を体験してみる
  • NHK放送博物館(東京・愛宕山)を訪れる

デジタル時代のテレビ

現在、テレビはインターネットと融合し、新たな進化を遂げています。地上デジタル放送、4K・8K放送、そしてネット配信サービスとの連携など、70年以上の歴史を持つテレビは今も変化し続けています。テレビ放送記念日は、メディアの発展と私たちの暮らしの変化を振り返る良い機会といえるでしょう。