3月
29日
肉の日
食べ物の日最終更新:
肉の日とは
毎月29日は「肉の日」で、3月29日もその一日です。「に(2)く(9)」の語呂合わせに由来し、都道府県食肉消費者対策協議会が制定しました。「29日=肉の日」とする例は古く、少なくとも昭和40年代には確認されています。全国の精肉店やスーパー、焼肉店などでは毎月29日前後に特売やサービスが行われ、肉の魅力を見直して消費を広げるきっかけの日になっています。なお、29日がない年の2月には、2月9日を「お肉の日」とするキャンペーンも2017年から行われています。
お肉の栄養
お肉は、たんぱく質や鉄などの栄養素を含む身近な食材です。
- 必須アミノ酸の宝庫: 肉類には、体内で合成できない「必須アミノ酸」がバランスよく含まれる「良質なたんぱく質」が豊富です。たんぱく質は筋肉や皮膚、臓器などをつくる材料になります。
- ヘム鉄の吸収率: 赤身肉に多く含まれる「ヘム鉄」は、植物性食品に含まれる非ヘム鉄に比べて、体内への吸収率が高いとされています。鉄が不足しがちな人にとって、赤身肉は鉄をとりやすい食材の一つです。
日本の肉食文化の歴史
日本の肉食文化は、長い禁忌の時代を経て、独自の進化を遂げてきました。
- 文明開化と牛鍋: 仏教の影響で長く肉食が禁じられていた日本ですが、明治5年(1872年)に明治天皇が牛肉を食したことが報じられ、肉食が広まるきっかけの一つとなりました。これにより、東京を中心に「牛鍋(すき焼きの原型)」が大流行しました。
- 和牛という芸術: 日本独自の「和牛」は、長年の品種改良により、筋肉の中に脂肪が網目状に入る「霜降り(サシ)」という特徴的な肉質を実現しました。現在では「WAGYU」として海外でも知られる高級食材になっています。
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お肉にまつわる興味深い知識
- 牛肉輸入自由化と肉の日: かつては畜産振興事業団が「肉の日」協力店に輸入冷凍牛肉を割安で卸していたが、1988年の日米交渉で牛肉の輸入自由化が決まり、この制度の廃止に伴って「肉の日」の存続が検討されたこともあった。
- 熟成(エイジング)の魔法: 肉を一定期間寝かせる「熟成」によって、肉自体の酵素がたんぱく質を分解し、旨味成分であるアミノ酸が増える。これにより、柔らかさと深いコクが生まれる。
- 「29日」以外の肉の記念日: 11月29日は「いい肉の日」、10月29日は日本食鳥協会による「国産とり肉の日」、8月29日は「焼肉の日」など、「29」にちなむ肉の記念日は一年中にある。
- 部位による呼び名の違い: サーロインの「サー(Sir)」は、あまりの美味しさに英国王が貴族の称号(ナイト)を与えたという逸話がある(諸説あり)。日本の「カルビ」は韓国語で「肋骨(あばら)」を意味するなど、国際色豊かな背景を持つ。
- 「ジビエ」の再注目: シカやイノシシなどの野生鳥獣肉(ジビエ)は、低脂質で高たんぱくな食材として、農村振興と食の多様性の両面から、近年日本でも利用が進んでいる。
肉の日を過ごすヒント
- 自分の体調や好みに合わせて、赤身のステーキやビタミンB1豊富な豚肉、ヘルシーな鶏肉などを選び、調理法にもこだわって「命をいただく感謝」とともに味わう
- 「3月29日(肉の日)」に合わせ、普段はあまり買わない希少部位や、少し上質な和牛に挑戦し、家族や友人と食卓を囲んで明日へのエネルギーをチャージする
- 肉料理の付け合わせに、野菜やきのこ、大根おろしなどを取り入れ、栄養バランスのとれた献立を楽しむ
- 食肉が食卓に届くまでの生産者や流通に携わる人々の努力に思いを馳せ、フードロスを出さないよう、感謝の心を持って残さずいただく姿勢を大切にする
年度末の一日、お肉を囲んでひと息つこう
3月29日は、年度末の慌ただしさの中で迎える「肉の日」です。精肉店やスーパー、焼肉店のサービスをのぞいてみれば、いつもより少し豊かな食卓を囲むきっかけになるかもしれません。牛・豚・鶏、そしてジビエまで、お肉の楽しみ方は実にさまざま。明治の牛鍋から現代のWAGYUまで続く肉食文化の歴史にも思いを馳せながら、家族や仲間と「おいしいね」と言い合う時間を楽しみましょう。一年の締めくくりを労う食事は、新しい季節へのよい区切りになるはずです。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日3月29日は、毎月29日の「肉の日」です。「29日=肉の日」という習慣は古く、昭和40年代にはもう例があったそうです。ちなみに2月は29日がない年が多いので、2月9日を「お肉の日」とするキャンペーンもあります。年度末の労いに、今夜はお肉にしてみませんか。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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