3月
17日
聖パトリックの日
世界の記念日最終更新:
聖パトリックの日とは
毎年3月17日は「聖パトリックの日(セント・パトリックス・デー)」です。5世紀頃にアイルランドへキリスト教を広めた守護聖人、聖パトリックの命日に由来する、アイルランド最大の祝祭の一つです。アイルランドでは1903年に祝日となりました。もともとは宗教的な行事でしたが、現在ではアイルランド系移民の多いアメリカをはじめ、日本を含む世界各地で、アイルランドの文化や伝統を祝い、街中がテーマカラーの「緑」に染まる国際的なイベントとなっています。
聖パトリックと象徴の由来
この日に欠かせない「シャムロック」や「緑色」には深い意味が込められています。
- 三つ葉のシャムロック: 聖パトリックはキリスト教の「三位一体」の教えを説明するために、アイルランドに自生する三つ葉のクローバー(シャムロック)を用いたと伝えられています。これが、シャムロックが現代でもアイルランドのシンボルとされる由来です。
- 青から緑へ: かつて聖パトリックを象徴する色は「青」だったとされますが、アイルランドの豊かな自然(エメラルドの島)や、独立運動の象徴として「緑」が用いられるようになり、18世紀ごろから緑が定着していったといわれます。
世界に広がる祝祭
アイルランド国外での盛大なパレードが、この日を世界的な記念日へと押し上げました。
- ニューヨークの大パレード: 世界最大級のパレードは、アイルランド本国ではなくアメリカのニューヨークで行われます。記録に残る最初のパレードは1762年とされ、移民たちが自らのルーツと誇りを確かめる場となってきました。
- 川を染めるシカゴ: アメリカのシカゴでは、1962年から毎年、シカゴ川を鮮やかなグリーンに染める演出が行われています(染料は環境に無害とされています)。
広告
聖パトリックの日にまつわる興味深い知識
- レプラコーンの伝承: アイルランドの妖精「レプラコーン」はこの日の象徴の一つ。緑の服を着て靴を作り、虹のふもとに金貨の入った壺を隠しているという伝承が世界的に知られている。
- 世界を照らすグリーン: この時期には、シドニーのオペラハウスなど世界各地のランドマークを緑色にライトアップする「グローバル・グリーニング」が行われ、日本でも参加する施設がある。
- ギネスビールの消費量: アイルランドを代表する「ギネスビール」は、この日に世界中で普段の倍以上が飲まれるともいわれ、祝祭の席には欠かせない飲み物となっている。
- ヘビを追い出した伝説: 聖パトリックがアイルランドからヘビを全滅させたという伝説があるが、氷河期以降のアイルランドにはもともとヘビは生息していなかったとされる。
- 日本での広がり: 日本でも1992年から東京・表参道でパレードが行われており、アジア最大級のセント・パトリックス・デー・パレードともいわれる。
聖パトリックの日を楽しむヒント
- 服やアクセサリーに「緑色」のアイテムを取り入れ、世界中の人々と繋がっている連帯感と、春の訪れを祝う明るい気分を共有する
- アイルランドの伝統料理である「コンビーフ・アンド・キャベツ」を味わったり、アイリッシュパブで陽気なケルティック音楽に耳を傾けたりして異文化に触れる
- シャムロックにちなみ、通勤途中の道端でクローバーを探し、春の訪れを感じる
- アイルランドの歴史や、オスカー・ワイルドなどの文豪を調べ、不屈の精神とユーモアを併せ持つアイルランドの文化的魅力を深く探求する
明るい笑顔と連帯が、あなたの日常に幸運の虹を架ける
3月17日は、自分自身のルーツを誇りに思い、国境を超えて誰もが友人になれる「寛容と祝祭」の日です。パレードの賑やかなリズムのように、あなたの心も軽やかに弾ませてみましょう。緑に象徴される春の訪れが、新しいことを始めるきっかけになるかもしれません。今日という日が、あなたにとって笑顔に溢れる出会いに満ち、最高に「ラッキーでハッピーな」一日になりますように!
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日3月17日は「聖パトリックの日」です。アイルランドにキリスト教を広めた聖人の命日で、シャムロックと緑色がシンボル。シカゴでは1962年から毎年、川を緑に染めているそうです。ネクタイやペンなど、緑の小物を一つ身につけて出社してみるのも楽しいですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
PR 関連商品