4月
19日
飼育の日
語呂合わせ記念日最終更新:
飼育の日とは
毎年4月19日は「飼育の日」です。「し(4)い(1)く(9)」と読む語呂合わせに由来し、日本動物園水族館協会(JAZA)が2009年に制定しました。飼育係をはじめ、動物園や水族館で働く人たちのさまざまな仕事を紹介し、その仕事への理解を深めてもらうとともに、施設への関心を高めてもらうことが目的です。この日に合わせて、各地の動物園・水族館で飼育員の仕事を紹介するイベントが開かれることもあります。
動物園・水族館の役割
現代の動物園・水族館は、単に動物を見せる場所から、生きものを守り、伝える拠点へと役割を広げています。一般に「種の保存」「教育」「調査・研究」「レクリエーション」が主な役割とされています。
- 「種の保存」の取り組み: 野生で数を減らしている種を、飼育下で繁殖させて未来へつなぐ。日本では、トキやコウノトリの国内の野生個体が一度姿を消しましたが、海外から迎えた個体の飼育下での繁殖を経て、野生に戻す取り組みが続けられています。
- 環境エンリッチメント: 動物が野生に近い行動をとれるよう、飼育環境に工夫をこらす取り組みです。遊び道具を与えたり、餌の隠し場所を変えたりすることで、動物の暮らしをより豊かにしようとしています。
飼育の日の成り立ち
飼育の日は、東京動物園協会が管理運営する多摩動物公園が発案したものとされています。その後、日本動物園水族館協会が記念日として定め、2020年には日本記念日協会にも認定・登録されました。一つの動物園のアイデアが、全国の園館の記念日へと広がったことになります。
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飼育にまつわる興味深い知識
- 飼育員の「観察眼」: プロの飼育員は、動物のわずかな食欲の変化や歩き方の違和感を見逃さないよう日々観察しています。野生動物には弱みを見せにくい性質があるため、日々の観察がとても大切です。
- ハズバンダリートレーニング: 健康チェックや採血などに動物が自ら協力してくれるよう練習する取り組み。動物の負担を減らしながら健康管理ができる方法として広がっています。
- 日本初の動物園: 1882年に開園した上野動物園(現在の恩賜上野動物園)が日本初の動物園です。
- 水族館の「水」の管理: 大きな水槽の環境を保つため、水温や水質を常に管理しています。見えないところで水の設備を支える仕事も、飼育の大切な一部です。
- 命のバトン「血統登録」: 個体ごとの家系図(血統登録)をつくり、近親交配を避けて健康な子孫を残す仕組み。国内外の園館が協力して、動物を計画的に繁殖させています。
飼育の日を過ごすヒント
- 近くの動物園や水族館を訪れてみる。展示されている動物だけでなく、飼育員さんの動きや、掲示されている「飼育のこだわり」に注目し、命を支えるプロの仕事に触れる
- 自宅でペットを飼っている人は、新しいおもちゃを作ってあげたり、ブラッシングの時間を増やしたりして、ふだんの世話を少しだけ丁寧にしてみる
- 飼育員さんの仕事を紹介する本や、動物園・水族館のSNSをのぞいてみる。裏側の工夫を知ると、次に訪れたときの見方が変わる
- いきものに関する本やドキュメンタリーを見る。野生動物の現状や、それを守る人々の活動を知り、自分にできることを考えてみる
命の鼓動に寄り添う優しい眼差しが、種を超えた絆を紡いでいく
4月19日は、動物の命を毎日支えている人たちの仕事に目を向ける日です。飼育とは、相手をよく観察し、その動物らしく暮らせるよう環境を整える地道な積み重ねです。新しい環境で誰かを指導したり、支えたりする立場にある人は、飼育員さんが動物を見守るような、忍耐強く温かな眼差しを思い出してみてください。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日4月19日は『飼育の日』です。「し・い・く」で4・1・9の語呂合わせ。もとは多摩動物公園の発案で、日本動物園水族館協会が2009年に定めました。動物の小さな変化に気づく飼育員さんの観察眼、私たちの職場でも見習いたいですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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