10月
29日
ARPANETの日(インターネット誕生日)
歴史的記念日ARPANETの日(インターネット誕生日)とは
10月29日は「ARPANETの日(インターネット誕生日)」です。1969年10月29日、アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)からスタンフォード研究所(SRI)に向けて、世界初のコンピュータ間ネットワーク通信が行われました。この瞬間が、現代インターネットの誕生とされています。
世界初のメッセージは「LO」
送られた最初のメッセージは「LOGIN(ログイン)」のはずでした。UCLAのチャーリー・クラインがSRIのビル・デュバルと電話でやり取りしながら入力を試みましたが、「L」「O」を送った直後にシステムがクラッシュ。人類が初めてコンピュータ同士を通じて送り合ったメッセージは、偶然にも「LO(やあ)」というたった二文字になりました。
ARPANETとは
- 開発機関:アメリカ国防総省の研究機関ARPA(高等研究計画局、現DARPA)が資金提供
- 目的:核攻撃などで通信網の一部が破壊されても機能し続けられる分散型通信システムの研究
- パケット通信:データを小さな「パケット」に分割して送受信する技術を確立。現代インターネットの根幹
- 1972年:電子メール(Eメール)がARPANET上で初めて使われ、@記号による「ユーザー名@ホスト名」形式が誕生
インターネットへの進化
ARPANETはその後、大学や研究機関に広まり、1983年にはTCP/IPプロトコルへの移行が行われました。1991年にはティム・バーナーズ=リーがWorld Wide Web(WWW)を公開し、一般市民がインターネットを利用できる時代が到来しました。
- 日本のインターネット:1984年、慶應義塾大学・東京工業大学・東京大学が中心となりJUNET(日本初の学術ネットワーク)を開設し、日本もARPANETとの接続実験を実施
- 商業インターネット解禁:日本では1992年頃から商業利用が本格化
- 現在:世界のインターネットユーザーは53億人超(2023年)。人類の65%以上がネットに接続している
今日の過ごし方
- インターネット誕生の歴史を振り返り、情報通信技術の発展に思いを馳せる
- 今日一日でどれだけのウェブサービスを使ったかを数えてみる
- 子どもにインターネットの仕組みや歴史を教えるきっかけにする
- デジタルデトックスを試み、ネット以前の時代の過ごし方を体験してみる
「LO」から始まった、世界をつなぐ旅
1969年10月29日の夜、システムクラッシュが生んだ偶然の「LO」は、やがて53億人をつなぐ巨大なネットワークへと育ちました。メールで瞬時に言葉を伝え、動画で世界の景色を共有し、SNSで遠くの友人と笑い合える今の生活は、あの夜の小さな実験から始まっています。インターネット誕生の日、あなたはどんな人とつながりますか?
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