おしぼりの日
語呂合わせ記念日最終更新:
10月29日は「おしぼりの日」!由来や意外な歴史を解説
10月29日は、日本ならではの文化とされる「おしぼり」の良さを広めるための「おしぼりの日」です。全国各地の貸おしぼり業協同組合で構成される全国おしぼり協同組合連合会(全協連)が2004年に制定し、2023年には日本記念日協会にも認定・登録されました。
日付は語呂合わせが由来です。10月は英語の「ten」を「て(手)」と読み、10本の指にもかけています。29日は「ふ(2)く(9)」と読み、あわせて「手を拭く」という意味になります。飲食店で当たり前のように出てくるおしぼりには、お客さまをもてなす心が込められています。
おしぼりの歴史は古典の時代にまでさかのぼる?
おしぼりの歴史は『古事記』や『源氏物語』の時代にまでさかのぼると考えられています。前身は、公家が客人を家に招いたときに出した濡れた布だといわれます。
庶民に広まったのは江戸時代。木綿の手ぬぐいが普及し、旅籠(はたご)の玄関には、旅人のために水を張った桶と手ぬぐいが用意されました。旅人は手ぬぐいを水に浸して“しぼり”、手足をぬぐいました。この「しぼる」という動作が、「おしぼり」という名前の由来だといわれています。
戦後に広がった「貸しおしぼり」
戦後の復興で飲食店が増えると、おしぼりを出す習慣も広がりました。当初は店で洗って丸めた自家製のおしぼりが主流でしたが、客が増えると手作業では追いつかなくなり、おしぼりを貸し出してクリーニングする「貸しおしぼり」の商売が生まれます。
- 衛生の基準:1982年(昭和57年)には、当時の厚生省が「貸おしぼりの衛生確保について」という指導基準を通知しました。貸与したおしぼりは少なくとも4日以内に回収して処理することなどが定められています。
- 衛生マーク:貸おしぼりの包装フィルムには、清潔な状態であることを示す「衛生マーク」が付いているものがあります。
- 布と紙:おしぼりには、繰り返し洗って使う綿タオルのものと、使い捨ての紙(不織布)のものがあります。
空の上にも広がったおしぼり
1959年(昭和34年)から、日本航空が国際線で離陸前の乗客におしぼりを出し始めました。このサービスが好評だったことから、海外の航空会社でも熱いおしぼりを出すようになり、今では機内のおしぼりは珍しくありません。日本の小さなおもてなしが、世界の空に広がった例といえます。
おしぼりの日の過ごし方
- 飲食店でおしぼりを受け取ったら、包装の衛生マークを見てみる。
- 自宅で使うおしぼりは、清潔なタオルを使い、使ったらこまめに洗う。
- 来客の際に、冷たいお茶と一緒におしぼりを添えてみる。
- 電子レンジで温める場合は、やけどに注意して温度を確かめてから使う。
まとめ:10月29日は「手を拭く」文化に感謝する一日
- 由来:10(て=手)と29(ふく)で「手を拭く」の語呂合わせ
- 歴史:公家の濡れ布や、江戸時代の旅籠の桶と手ぬぐいがルーツとされる
- 広がり:戦後に貸しおしぼりが生まれ、1959年からは機内サービスにも
何気なく使っているおしぼり一本にも、長い歴史とおもてなしの工夫があります。10月29日は、その心地よさを改めて味わってみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日10月29日は「おしぼりの日」です。10月の「て(10)」と29日の「ふ(2)く(9)」で「手を拭く」という語呂合わせです。機内でおしぼりが出てくるのは、1959年に日本航空が国際線で始めたサービスが好評で、世界の航空会社に広まったからだそうです。小さなおもてなしも、世界に広がることがあるんですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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