12月
6日
シンフォニー記念日
歴史的記念日シンフォニー記念日とは
12月6日は「シンフォニー記念日」です。1914年(大正3年)のこの日、東京・帝国劇場で行われた東京フィルハーモニー会第14回演奏会において、日本人による初の交響曲『かちどきと平和(勝鬨と平和)』が、作曲者・山田耕筰自身の指揮により初演されました。
『かちどきと平和』が生まれた背景
この交響曲は、山田耕筰がドイツ・ベルリンに留学していた1912年、ベルリン高等音楽学校の卒業作品として作曲されました。
- 完成:1912年11月8日、ベルリンで完成
- 曲名の由来:初演直前に第一次世界大戦が勃発したことが、勇ましくも平和を願うような曲名に影響したとされる
- 初演:1914年12月6日、帰国後の山田耕筰自身の指揮により、東京・帝国劇場で初演
山田耕筰という作曲家
山田耕筰(1886〜1965年)は、日本を代表する作曲家・指揮者です。日本語の抑揚を生かしたメロディーを数多く手がけ、日本初の常設オーケストラを設立するなど、西洋音楽の普及と発展に大きく貢献しました。「赤とんぼ」など、今も歌い継がれる童謡の作曲でも知られています。
今日の過ごし方
- 山田耕筰の作品(交響曲や童謡)を聴いてみる
- クラシックコンサートやオーケストラの演奏会に足を運んでみる
- 日本における西洋音楽受容の歴史について調べてみる
- 「赤とんぼ」など、山田耕筰が手がけた身近な楽曲を口ずさんでみる
戦火の時代に響いた、平和への願い
世界が戦争へと突き進む中で初演された『かちどきと平和』には、勇ましさだけでなく、平和への切実な願いが込められていたのかもしれません。12月6日は、一人の日本人作曲家が世界に挑んだ音楽の歴史に、耳を傾けてみる日です。
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