小さな親切運動スタートの日
歴史的記念日最終更新:
小さな親切運動スタートの日とは
6月13日は「小さな親切運動スタートの日」です。この日は、「小さな親切」運動が正式に始まったことを記念する日として知られています。日常生活の中で無理なくできる親切行為に目を向け、その意義を再確認することを目的としています。
小さな親切運動の始まり
「小さな親切」運動は、1963年(昭和38年)6月13日にスタートしました。提唱したのは、当時の東京大学総長・茅誠司(かや せいじ)氏です。同年春の東京大学卒業式の告辞で「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と呼びかけたことがきっかけとなり、卒業式から3か月後の6月13日、茅氏と、この告辞に共感した人々が提唱者となって運動が始まり、推進役となる「小さな親切」運動本部が発足しました。茅氏は初代代表を23年間務めました。高度経済成長期に入り、社会の利便性が向上する一方で、人と人とのつながりが希薄になりつつあった時代背景の中で、「一人ひとりができる範囲の親切」を社会に広めることを目的として始まりました。
「小さな親切」の考え方
この運動でいう「親切」とは、特別な行為や大きな善意を指すものではありません。以下のような日常的で身近な行動が重視されています。
- 困っている人に声をかける
- 席や道を譲る
- 感謝や挨拶を言葉にする
- 公共の場をきれいに使う
これらは、誰でも無理なく実践できる行動であり、積み重ねによって社会全体の雰囲気を穏やかにする効果があると考えられています。
運動の広がりと活動内容
小さな親切運動は、日本全国に組織が設けられ、地域単位でさまざまな活動が行われています。表彰制度や啓発活動を通じて、親切な行為を可視化し、共有する取り組みが続けられています。
- 親切な行為を行った個人・団体の表彰
- 学校や地域での啓発イベント
- 広報誌やポスターによる意識づくり
現代社会における意義
情報化やオンライン化が進んだ現代においても、人と人との直接的な関わりは社会生活の基盤です。小さな親切運動は、世代や立場を超えて実践できる点が特徴であり、時代が変わってもその考え方は受け継がれています。
小さな親切運動スタートの日に考えること
6月13日は、特別な行動を起こす日というよりも、日常の振る舞いを静かに振り返るきっかけの日です。一つひとつは小さな行為であっても、それが積み重なることで社会の空気や人間関係に影響を与えてきました。身近な行動に目を向けること自体が、この記念日の本質と言えるでしょう。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日6月13日は「小さな親切運動スタートの日」です。1963年、東京大学の茅誠司総長が卒業式で「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と語ったことがきっかけで、この運動が生まれました。席を譲る、ひと声かける。そんな小さな行動なら今日からでもできそうです。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
PR 関連商品