1月
21日
初弘法
季節の行事初弘法とは
毎年1月21日は、京都・東寺(教王護国寺)の「初弘法(はつこうぼう)」です。東寺では毎月21日に、弘法大師空海をしのぶ御影供(みえく)の法要が営まれ、境内に多くの露店が並ぶ「弘法市」が開かれます。初弘法は、その一年最初の縁日です。
御影供から弘法市へ
東寺によると、弘法市は、弘法大師空海の遺徳をしのぶ法要に人々が集まったことから生まれました。
- 御影供の始まり:御影供は、910年(延喜10年)に東寺の灌頂院(かんじょういん)で始められました。
- 御影堂での法要:1233年(天福元年)に仏師運慶の子・康勝(こうしょう)が弘法大師空海の尊像を刻み、1240年(延応2年)からは御影堂でも御影供の法要が行われるようになりました。
- 茶屋から市へ:毎月21日の法要に人が集まり、「一銭一服」の茶屋が店を開くようになりました。やがて団子や薪、炭、鍋釜といった日用品も売られるようになり、700年以上をかけて今のようなにぎやかな弘法市になりました。
- 「弘法さん」の日:いつしか弘法大師空海は「弘法さん」と親しみを込めて呼ばれるようになり、21日は弘法さんの日になりました。
1000軒の露店が並ぶ一年最初の縁日
京都市の観光公式サイトによると、初弘法には東寺の境内に骨董、特産品、植木、園芸、陶器などの露店が1000軒並び、例月よりも多くの人でにぎわいます。東寺では毎月21日の午前10時から御影堂で御影供の法要が営まれ、弘法大師空海がご入定(にゅうじょう)になった4月21日(旧暦3月21日)には、正御影供(しょうみえく)の法要が行われます。
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今日の過ごし方
- 京都にいるなら、東寺の初弘法に出かけて掘り出し物を探してみる
- 御影堂で、弘法大師空海をしのぶ法要の雰囲気に触れてみる
- 近くで開かれている縁日や朝市について調べてみる
- 弘法大師空海の足跡について、本やウェブで調べてみる
700年以上続く「弘法さん」の縁日
初弘法は、法要に集まる人々のための茶屋から始まり、700年以上かけて大きな市へと育った縁日の、一年の始まりです。骨董から日用品まで、さまざまなものが並ぶ境内を歩けば、京都の人々に親しまれてきた「弘法さん」の雰囲気を感じられるはず。新しい年の縁日に出かけてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日1月21日は、京都・東寺の「初弘法」です。毎月21日の弘法市は、法要に集まる人のために「一銭一服」の茶屋が店を開いたのが始まりで、700年以上かけて今のにぎわいになったそうです。小さな始まりも、続けることで大きく育つものですね。今年の積み重ねも、今日の一歩から。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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