8月
25日
インスタントラーメン記念日
食べ物の日最終更新:
インスタントラーメン記念日とは
毎年8月25日は「インスタントラーメン記念日」です。1958年(昭和33年)8月25日、安藤百福氏が開発した世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」が発売されたことに由来します(発売元のサンシー殖産は、同年12月に日清食品へ社名を変更)。お湯をかけるだけで食べられる手軽さは戦後の食生活を大きく変え、即席めんは今や世界で年間約1,231億食(2024年、世界ラーメン協会調べ)が消費される食べ物に成長しました。
「チキンラーメン」誕生の物語
世界初の即席ラーメンは、大阪府池田市の自宅敷地内に建てた小さな研究小屋から生まれました。
- 闇市の行列がきっかけ: 安藤氏は終戦直後、大阪・梅田の闇市でラーメン屋台に並ぶ人々の行列を見て、「もっと手軽にラーメンを」と考えたといわれます。
- 「食足世平」の理念: 「食足りて世は平らか」を意味するこの言葉は、日清食品の企業理念として今も受け継がれています。
- 天ぷらから生まれた「瞬間油熱乾燥法」: 妻が天ぷらを揚げる様子をヒントに、麺を油の熱で乾かす方法を思いつきました。これにより、保存が利き、お湯で戻せる麺が完成しました。
開発で目指した5つの条件
安藤氏は、インスタントラーメンが満たすべき条件として「おいしい」「保存が利く」「手間がかからない」「安い」「安全」の5つを掲げました。早朝から深夜まで小屋にこもる生活を1年間続けて、これらを満たす商品を完成させたといわれています。
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インスタントラーメンにまつわる豆知識
- 最初は高級品だった: 発売当時のチキンラーメンは1袋(85g)35円。うどん1玉が6円ほどの時代で、かなり高価な食べ物でしたが、手軽さが受けて爆発的なヒットとなりました。
- 最初は「2分」だった: 今は「3分」でおなじみですが、発売当初は2分で食べられるとされていました。
- 麺に味がついている: チキンラーメンは麺自体に味がついているため、スープの小袋がありません。麺の中央のくぼみ(卵ポケット)に卵をのせる食べ方も定番です。
- カップヌードルの登場: 1971年には世界初のカップ麺「カップヌードル」が発売されました。翌年のあさま山荘事件で、機動隊員が食べる姿がテレビに映ったことをきっかけに大ヒットしたといわれます。
- 宇宙へ行ったラーメン: 2005年には宇宙食ラーメン「スペース・ラム」が、野口聡一宇宙飛行士とともにスペースシャトルで宇宙へ行きました。
- 発明記念館: 池田市の「安藤百福発明記念館 大阪池田」には、チキンラーメンを開発した研究小屋が再現されています。
インスタントラーメン記念日を過ごすヒント
- お気に入りの一杯を、野菜や卵を足して味わってみる。
- 安藤百福氏の開発の物語を調べ、身近な課題をアイデアで解決するヒントを探してみる。
- ローリングストック(古いものから食べて買い足す備蓄法)で、家の備蓄の賞味期限を確認する。
- 「安藤百福発明記念館」やカップヌードルミュージアムを訪れる計画を立ててみる。
小さな研究小屋から、世界の食卓へ
8月25日は、一人の発明家が池田市の小屋で生み出したラーメンが、世界の食卓に広がるきっかけとなった日です。「研究や発明は立派な設備がなくてもできる」という安藤氏の思いは、再現された研究小屋にも込められています。今日は温かい一杯を味わいながら、身近なところにある工夫の種を探してみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日8月25日は「インスタントラーメン記念日」です。1958年のこの日、世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」が発売されました。開発したのは、自宅の庭の小さな小屋にこもった安藤百福さん。ヒントは奥さんが揚げていた天ぷらだったそうです。いいアイデアは、案外身近なところに転がっているのかもしれませんね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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