10月 4日

都市景観の日

語呂合わせ記念日

最終更新:

都市景観の日とは

毎年10月4日は「都市景観の日」です。1990年(平成2年)に建設省(現:国土交通省)などが、「と(10)し(4)」=「都市」の語呂合わせから制定しました。都市の景観に対する市民の関心を高め、美しく誇りの持てる街づくりを進めることが目的です。街並みは建物の見た目だけでなく、その土地の歴史や文化、自然とも深く結びついた、みんなで共有する財産だといえます。

景観を守る仕組みの歩み

美しい景観は自然にできあがるものではなく、ルールづくりと住民の合意の積み重ねで守られています。

  • 景観法の制定: 2004年(平成16年)に「景観法」が制定され、自治体が「景観計画」を定めて、建物の高さや色、形などに一定のルールを設けられるようになりました。景観を保全・形成することを目的とした、日本で初めての総合的な法律です。
  • 都市景観大賞: 都市景観の日にあわせて、優れた街並みや景観づくりの取り組みを表彰する「都市景観大賞」が行われています。受賞地区を調べてみると、全国各地の個性的な街並みに出会えます。

街並みを見るのが楽しくなる豆知識

  • 京都の看板の色: 京都市は2007年に「新景観政策」を始め、建物の高さや屋外広告物のルールを強化しました。コンビニやファストフード店の看板が、他の地域とは違う落ち着いた色になっている例がよく知られています。
  • 電線の地中化: 電線を地中に埋める「無電柱化」は、空を広く見せるだけでなく、災害時に電柱が倒れて道をふさぐのを防ぐ目的もあります。
広告

都市景観にまつわる雑学

  • 「借景」: 庭の背景に遠くの山並みなどを取り込む日本庭園の技法です。京都の円通寺が比叡山を借景にしていることなどが有名で、現代の建築や街づくりでも、周りの山や海への眺めを大切にする考え方として受け継がれています。
  • スカイライン: 建物の高さをそろえたり制限したりすることで、空との境目の線を美しく保つ考え方です。パリの歴史地区などが高さ規制でよく知られています。
  • 色のルール: 多くの自治体の景観計画では、外壁の色を「マンセル値」という色の表し方で基準を示し、彩度の高い派手な色を控えるよう定めています。
  • 夜の景観: 橋や歴史的建造物のライトアップなど、夜間景観を観光資源として整備する街も増えています。まぶしすぎない照明や光害への配慮も課題です。

都市景観の日を過ごすヒント

  • いつもの通勤路を「観光客の目線」で歩いてみる。普段は気づかない建物の装飾や、空の広さに気づくかもしれません。
  • 自分の街の景観計画や、都市景観大賞の受賞地区を調べてみる。
  • 「なぜこの場所は心地よいのか」を考えてみる。緑の多さ、色のまとまり、歴史ある建物など、理由を言葉にすると街歩きがより楽しくなります。
  • ベランダや玄関先、デスク周りを整える。身近な「景観」は自分でも作れます。

身近な風景に目を向けてみよう

10月4日は、私たちが毎日目にしている街並みという、みんなの財産に目を向ける日です。景観は一人ひとりの小さな配慮の積み重ねで形づくられていきます。今日は少し足を止めて、街路樹の色づきや建物の並び、空の広さを眺めてみてはいかがでしょうか。見慣れた風景の中にも、新しい発見があるはずです。

朝礼・スピーチで使える一言ネタ

今日10月4日は「都市景観の日」です。「と(10)し(4)」の語呂合わせで、1990年に当時の建設省などが制定しました。2004年には景観法ができ、自治体が街並みの色や建物の形にルールを設けられるようになりました。美しい街並みは、みんなの小さな配慮の積み重ね。まずは自分のデスク周りの「景観」から整えてみませんか。

朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。

記念日カウンター 付き合い記念日・結婚記念日など今日で何日目かを計算
→

次に読む:10月4日の他の記念日

10月4日の記念日をすべて見る →
翌日 10月5日の記念日 レモンの日 / 時刻表記念日 / 折り紙供養の日 翌日の記念日を見る →
広告