ロータリー設立記念日
世界の記念日ロータリー設立記念日とは
毎年2月23日は「ロータリー設立記念日(Rotary Day)」です。1905年2月23日、アメリカのシカゴで弁護士ポール・ハリスが、異なる職業の3人の友人と共に、世界初の奉仕クラブである「シカゴ・ロータリー・クラブ」を結成したことに由来します。現在では世界200以上の国と地域に広がる国際的なネットワーク「国際ロータリー」の誕生を祝うとともに、奉仕の精神を再確認する日です。
「ロータリー」という名の由来
結成当初、会員が各自の事務所で持ち回りで集会を開いていた(ローテーションしていた)ことから「ロータリー」という名前がつきました。当初は親睦を目的としていましたが、やがて「利己を忘れて他者に尽くす」という奉仕の理念が中心となりました。2月22日は、小さな友情の輪が、世界を変える大きな社会貢献の力へと成長したプロセスを振り返る日です。
ポリオ根絶に向けた世界的な挑戦
国際ロータリーの最も象徴的な活動の一つが、世界中からポリオ(小児麻痺)を根絶するための「ポリオプラス」プログラムです。1985年から続くこの活動により、かつて世界中で猛威を振るっていたポリオは、今や根絶まであと一歩のところまで来ています。2月23日は、民間の力が結集することで、国境を越えた地球規模の課題を解決できるという希望を共有する日です。
日本におけるロータリーと平和への貢献
日本に初めてロータリーが誕生したのは1920年(大正9年)のことでした。以来、青少年交換プログラムを通じた国際理解の促進や、地域社会への多種多様な奉仕活動が続けられています。2月23日は、異なる文化や職業を持つ人々が「奉仕」という共通の目的で手を取り合うことで、より平和で豊かな世界を創り上げられることを確信する日です。
ロータリーを知るための知識
- ポール・ハリス:孤独を感じていたシカゴの弁護士。彼が提唱した「親睦と奉仕」が世界に広がった。
- 歯車(ロゴマーク):ロータリーのシンボル。絶え間なく動き続けるエネルギーと、協力し合う力を象徴している。
- 四つのテスト:シカゴの会員ハーバート・J・テイラーが考案した倫理規範。世界中で100以上の言語に翻訳されている。
- ロータリー財団:教育支援、水と衛生の確保、疾病対策など、世界中の人道プロジェクトを支える基金。
- 職業奉仕:自分の職業を通じて社会に貢献するという、ロータリー独自のユニークな考え方。
一人のひらめきが、世界を動かす
ロータリー設立記念日は、一人の人間の純粋な動機が世界をより良く変えられることを証明する日です。ポール・ハリスが抱いた「友人が欲しい、社会の役に立ちたい」というシンプルな願いは、120万人の会員へと引き継がれています。2月23日は、私たちも自分の周りに小さな「奉仕の種」をまき、誰かの笑顔に繋がる行動を始めてみる日にしましょう。
ロータリー設立記念日を意識するヒント
- 「四つのテスト」を自分の今日の行動に当てはめてみて、誠実な選択ができているか振り返る
- 世界からポリオをなくそうとしている「エンド・ポリオ・ナウ」などの活動について調べてみる
- 近隣のロータリークラブが公園の清掃や奨学金支援など、どのような地域貢献をしているか知る
- 自分の仕事や得意なことが、どのように他人の役に立っているかを再確認し、誇りを持つ
友情を絆に、奉仕を力に
2月23日は、国や宗教、職業の違いを乗り越えて、私たちが「人類という一つの家族」であることを感じる日です。誰かのために何かをすることは、巡り巡って自分自身の心の豊かさにも繋がります。今日という日が、あなたの心に奉仕の灯を灯し、誰かと手を取り合う勇気を与えてくれる温かな一日になりますように。