4月 6日

城の日

業界記念日

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城の日とは

毎年4月6日は「城の日」です。「し(4)ろ(6)」の語呂合わせに由来し、日本城郭協会が1974年に制定しました。日本の歴史と文化を伝える城への理解を深め、その保存と継承を考える日です。1990年には兵庫県姫路市もこの日を「城の日」としており、桜の季節と重なるこの時期には、各地の城でイベントが開かれます。

守りのしくみとしての城

城は、戦いに備えて地形や設計にさまざまな工夫をこらした拠点でした。

  • 「縄張(なわばり)」: 城の配置や設計のことを縄張といいます。曲がりくねった通路や、四角く囲まれた「枡形(ますがた)虎口」は、攻め込んだ敵の勢いをそぎ、周囲から迎え撃つための工夫です。
  • 現存十二天守: 江戸時代以前に建てられた天守が今も残っているのは、姫路城、松本城、彦根城、犬山城、松江城、弘前城、丸岡城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城の12城だけです。明治の廃城令や戦災を乗り越えて残った、貴重な建築です。

石垣の積み方

重機のない時代に築かれた石垣には、職人の技が詰まっています。

  • 「扇の勾配」: 石垣の下はゆるやかで、上に行くほど垂直に近づく美しい反りを「扇の勾配」と呼びます。登りにくくするとともに、石垣を崩れにくくする工夫ともいわれます。
  • 野面積み・打込接・切込接: 自然石をほぼそのまま積む「野面積み(のづらづみ)」、石の角を加工してすき間を減らす「打込接(うちこみはぎ)」、石をきっちり加工して隙間なく積む「切込接(きりこみはぎ)」など、時代とともに積み方も変化しました。石垣を見れば、築かれた時代の見当がつくこともあります。
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城にまつわる興味深い知識

  • 「白鷺城」の白さ: 世界遺産・姫路城の白さは、壁や屋根の継ぎ目まで白漆喰で塗り込める「白漆喰総塗籠(しろしっくいそうぬりごめ)」という技法によるものです。漆喰には、火に強いという利点もあります。1993年、姫路城は法隆寺とともに日本で初めて世界文化遺産に登録されました。
  • 城主が暮らしたのは「御殿」: 天守は、城主が日常的に暮らす場所ではありませんでした。城主はふだん、城内の「御殿」で生活し、政務を行っていました。
  • 「廃城令」: 1873年(明治6年)のいわゆる廃城令により、多くの城が存続する城と廃止される城に分けられ、廃止された城の建物は取り壊されたり、払い下げられたりしました。
  • 安土城の天主: 織田信長が築いた安土城は、金箔や鮮やかな色で彩られた豪華な天主を持っていたと伝えられます。城は軍事拠点であると同時に、支配者の権威を示す象徴でもありました。
  • 日本100名城: 日本城郭協会は2006年に「日本100名城」を、2017年に「続日本100名城」を選定しています。各城で押せるスタンプを集めて巡る楽しみ方も人気です。

城の日を過ごすヒント

  • 近くの城や城跡を訪れ、石垣の積み方や門の構造をじっくり観察してみる
  • 「日本100名城」「続日本100名城」のリストを眺めて、次に訪れたい「推し城」を見つける
  • 城の修復や復元を支援する寄付の制度について調べ、文化財を未来へつなぐ方法を考えてみる
  • 桜の名所になっている城で、お花見を兼ねて散策する

一段ずつ積み上げた石垣のように

4月6日は、長い年月を越えて立ち続ける城に目を向ける日です。堅牢な石垣が一つひとつの石を丁寧に積み上げてできているように、日々の小さな積み重ねが大きな成果につながります。桜と天守が並ぶこの季節、近くの城を訪ねて、先人の知恵と技に触れてみてはいかがでしょうか。

朝礼・スピーチで使える一言ネタ

今日4月6日は「城の日」です。「し(4)ろ(6)」の語呂合わせで、日本城郭協会が1974年に制定しました。実は殿様は天守に住んでいたわけではなく、ふだんは御殿で暮らしていたそうです。桜の季節、週末は近くの城で石垣を眺めながら花見もいいですね。

朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。

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