10月
22日
パラシュートの日
世界の記念日最終更新:
パラシュートの日とは
毎年10月22日は「パラシュートの日」です。1797年10月22日、フランスのアンドレ=ジャック・ガルヌラン(ガルネラン)が、パリのモンソー公園の上空、高度約900メートルに浮かぶ気球からパラシュートで降下したことに由来します。枠や骨組みのない布製パラシュートによる降下としては、これが世界初とされています。使われたのは直径約7メートルの布の傘で、ガルヌランは激しく揺られながらも無事に着地しました。この出来事を記念して、日本落下傘スポーツ連盟が記念日に制定しています。
パラシュートの歴史
パラシュートの考え方は、ガルヌランより前から存在していました。
- ダ・ヴィンチのスケッチ: 15世紀末ごろ、レオナルド・ダ・ヴィンチは四角錐(ピラミッド形)の布でできたパラシュートの図を残しています。2000年にはこの図をもとにした装置で降下が試され、実際に使えることが示されました。
- 「パラシュート」の名付け親: 1783年、フランスのルイ=セバスチャン・ルノルマンが傘状の装置で塔から飛び降り、「パラシュート(落下を防ぐもの)」という言葉を広めたとされます。
- 頂上の穴で揺れを防ぐ: ガルヌランの最初のパラシュートは頂上に空気抜きの穴がなく、降下中に大きく揺れました。のちに頂部に穴を設けると揺れが小さくなることがわかり、改良につながりました。
ガルヌラン一家と初期の空の冒険
パラシュートの初期の歴史には、ガルヌランの家族も深く関わっています。
- 女性初の降下: ガルヌランの妻ジャンヌ=ジュヌヴィエーヴ・ガルヌランは、1799年にパラシュート降下を行い、女性として初めてパラシュートで降りた人物とされます。
- 姪も降下者に: 姪のエリザ・ガルヌランも、19世紀初めにヨーロッパ各地でパラシュート降下を披露しました。
- 見世物から安全装置へ: 当時のパラシュートは気球ショーの見せ物でしたが、20世紀に入ると飛行機からの脱出用として実用化が進みました。
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パラシュートにまつわる豆知識
- 終端速度: 落下する物体は、重力と空気抵抗がつり合うと速度が一定になります。スカイダイビングで体を広げた姿勢の場合、時速約200キロ前後になるとされます。パラシュートは空気抵抗を大きくして、この速度を安全に着地できるまで落とす道具です。
- 予備傘(リザーブ): スカイダイビングでは、メインのパラシュートとは別に予備のパラシュートを必ず背負います。万一に備えて二重の備えをする考え方は、仕事のバックアップにも通じます。
- 四角いパラシュート: 現在スカイダイビングで主に使われる長方形の「ラムエア・パラシュート」は、中に空気をため込んで翼のような形になり、進む方向を操ることができます。
- 宇宙でも活躍: 宇宙から帰ってくるカプセルの多くは、大気圏に入ったあと、複数のパラシュートを開いて減速します。
パラシュートの日を過ごすヒント
- 自分の仕事や暮らしの「予備傘」を点検してみる。データのバックアップや、非常時の連絡先などを確認するよい機会です。
- ためらっていたことに、小さく一歩踏み出してみる。
- スカイダイビングの体験動画や、パラシュートが使われる宇宙船の帰還映像を見てみる。
- 仕事の計画を立てるとき、「どう終わらせるか(着地点)」から考えてみる。
挑戦と備えの大切さを思い出す日
10月22日のパラシュートの日は、200年以上前に布一枚で空から降りた人の勇気を思い出す日です。最初のパラシュートは大きく揺れましたが、改良を重ねて今では宇宙船の帰還にも使われる技術になりました。思い切った挑戦と、万一への備え。その両方の大切さを、パラシュートの歴史は教えてくれます。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日10月22日は「パラシュートの日」です。1797年のこの日、フランスのガルネランが気球から飛び降り、世界初のパラシュート降下に成功しました。初期のパラシュートは激しく揺れましたが、頂上に空気抜きの穴を開けて安定させたそうです。失敗から改善する姿勢、見習いたいですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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