いい風呂の日
業界記念日最終更新:
いい風呂の日とは
11月26日は「いい風呂の日」です。「いい(11)ふ(2)ろ(6)」の語呂合わせから、日本浴用剤工業会が制定し、日本記念日協会に登録されています。入浴剤の使用を促すことが目的の一つで、工業会はかつて、クイズに答えて旅行券や入浴剤が当たるキャンペーンを行っていました(2016年は2か月間)。日本浴用剤工業会は1988年3月に設立され、事務局は当初、津村順天堂(現・ツムラ)内に置かれました。入浴剤の成分は厚生労働省の承認許可が必要で、無機塩類や生薬類、有機酸類、保湿剤、着色剤、香料などが使われています。
入浴で得られる3つの作用
日本浴用剤工業会は、入浴で体に働く物理的な作用を、温熱・水圧・浮力の3つにまとめています。
- 温熱作用:42〜44℃の高温浴は交感神経の緊張を促して活動的になり、35〜38℃の微温浴は副交感神経が働いて落ち着いた気分になるとされます
- 水圧作用:浴槽の中では、胴回りが3〜6cm、胸回りが1〜3cm小さくなるとされます
- 浮力作用:水中では、空気中の約9分の1の重さになるとされます
目的別の入浴の目安
工業会は、目的別の入浴法も示しています。ストレスを解消したいときは、40℃以下のお湯にゆっくり長くつかるとよいそうです。安眠したいときは、38〜40℃のぬるめのお湯が一般的です。これから一仕事したいときは、42〜43℃の熱いお湯に短時間だけ入り、長湯は避けます。足のむくみや疲れを取りたいときは、40℃前後のお湯に深く長くつかると、水圧を生かせます。
入浴剤と風呂の豆知識
入浴剤の始まりは、1897年(明治30年)に銭湯向けに発売された「浴用中将湯」とされています。昭和初期には、ノボピンやバスクリンなどの無機塩類入浴剤が発売されました。戦前は風呂付きの住宅が少なく、入浴剤は主に公衆浴場で使われていましたが、1960年以降の高度成長期に、風呂付きの公団住宅が増えて自宅の風呂が一般的になりました。1980年代には炭酸ガス系の入浴剤が登場し、市場が広がりました。「風呂」はもともと蒸し風呂を指す言葉で、江戸中期以降に、現在の湯につかる入浴のスタイルが確立したとされます。江戸の銭湯は、天正19年(1591年)に伊勢の与市が銭瓶橋のほとりに開いたのが最初といわれます。入浴剤の開発秘話としては、津村順天堂で婦人薬「中将湯」の原料のうち規格に合わないものを社員が自宅の風呂に使ったところ評判になり、銭湯経営者が求めて来るようになったという話が伝わっています。端午の節句の菖蒲湯や冬至の柚子湯も、薬用植物を使った薬湯の慣習です。
今日の過ごし方
- 今夜は、ぬるめのお湯で、ゆっくりお風呂につかってみる
- 入浴剤を選ぶときに、成分や種類(炭酸ガス系、生薬系など)を見比べてみる
- 近所の銭湯や日帰り温泉に足を運んでみる
- 体調に不安があるときや、長湯が心配なときは無理をしない
毎月26日は「風呂の日」
毎月26日は「風呂の日」で、10月10日は「銭湯の日」です。鎌倉時代の末には、京都の八坂神社の境内に銭湯があった記録が残っています。銭湯の壁画に富士山が多いのは、末広がりで縁起が良く、見飽きず、雄大で、誰からも親しまれているためといわれます。11月26日は、お風呂の入り方を見直す日にぴったりです。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日11月26日は『いい風呂の日』です。「いい(11)ふろ(26)」の語呂合わせで、入浴剤メーカーでつくる日本浴用剤工業会が定めました。お湯につかると、体は水中で空気中の約9分の1の重さになるそうです。今夜はぬるめのお湯で、ゆっくり疲れを流しましょう。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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