4月
15日
遺言の日
語呂合わせ記念日最終更新:
遺言の日とは
毎年4月15日は「遺言の日」です。「良(4)い遺言(15)」の語呂合わせに由来し(もともとは「ゆ(4)いごん(15)」の語呂合わせだったともいわれます)、近畿弁護士会連合会が制定しました。1997年に神戸弁護士会(現・兵庫県弁護士会)がこの日に催しを開いたのが始まりとされ、1998年には近畿弁護士会連合会が記念行事を開催。2004年度からは日本弁護士連合会(日弁連)が全国の弁護士会に呼びかけ、全国で記念行事が行われるようになりました。桜が咲く明るい春の時期は、遺言に対する暗いイメージを和らげるのにふさわしいと考えられたともいわれます。この日を中心に、各地の弁護士会で遺言や相続に関する無料相談などが開かれています。
遺言をめぐる制度と背景
遺言は、自分の意思を形に残し、遺された家族の負担を減らすための大切な手段です。
- 自筆証書遺言書保管制度: 2020年7月から、自分で書いた遺言書(自筆証書遺言)を法務局で保管してもらえる制度が始まりました。これにより、遺言書の紛失や書き換えの心配が減りました。
- 遺言への関心の高まり: かつて遺言は高齢者のものというイメージが強くありましたが、「終活」という言葉の広まりとともに、早いうちから備えておこうと考える人も増えています。
遺言が家族の助けになる理由
遺言は、財産の分け方を決めるだけのものではありません。
- 手続きの負担を減らす: 遺言がないと、相続人全員で財産の分け方を話し合う必要があります。遺言で意思がはっきり示されていれば、手続きを進めやすくなります。
- 争いを防ぐ: 家族の間で意見が分かれやすい相続の場面で、本人の考えが残されていることは、もめごとを防ぐ手がかりになります。弁護士会が遺言の日に相談会を開くのも、こうしたトラブルを未然に防ぐためです。
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遺言にまつわる豆知識
- 「遺言」の読み方の違い: 一般的には「ゆいごん」と読みますが、法律の専門家の間では「いごん」と読まれることが多い言葉です。
- 「いい遺言の日」もある: 4月15日とは別に、11月15日は「いい遺言の日」とされています。
- 4月15日はダ・ヴィンチの誕生日: 同じ4月15日はレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日でもあります。ダ・ヴィンチも亡くなる前に遺言を残し、弟子や家族に財産や遺品を託したとされています。
- デジタル遺産: 近年は、ネット銀行の口座やSNSのアカウントなど「デジタル遺産」の扱いも課題になっています。家族が存在を知らないまま残ってしまうこともあるため、一覧をまとめておくことがすすめられています。
- 「付言事項」: 遺言には、財産の分け方だけでなく、なぜそう分けたのかという理由や家族への感謝の気持ちを「付言事項」として書き添えることができます。
遺言の日を過ごすヒント
- エンディングノートを一ページだけ開いてみる。財産の話ではなく、まずは家族への感謝や大切にしている考えを一行書くことから始める
- デジタル資産を整理する。スマホのサブスクリプション契約や、家族に知らせたい情報の置き場所を確認しておく
- 家族と「これからのこと」を気軽に話し合ってみる
- 気になることがあれば、弁護士会などが開く相談会の情報を調べてみる
家族への思いやりを形にする日
4月15日は、遺言について考え、家族への思いを形にする準備を始めるきっかけの日です。遺言は悲しい別れの言葉ではなく、遺される人の負担を軽くするための思いやりでもあります。春の明るい時期だからこそ、身構えずに「もしものとき」の備えを少しだけ進めてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日4月15日は「遺言の日」です。「よい遺言」の語呂合わせで、神戸の弁護士会の催しが全国に広がりました。桜の咲く明るい春なら、暗いイメージを和らげられると考えられたともいわれます。まずはネット口座やサブスクの一覧づくりから始めてみませんか。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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