10月
8日
骨と関節の日
業界記念日骨と関節の日とは
10月8日は「骨と関節の日(運動器の日)」です。WHO(世界保健機関)が推進した「骨と関節の10年(2000〜2010年)」国際キャンペーンに呼応し、日本整形外科学会など医療関係団体が骨・関節・筋肉など「運動器」の健康への意識を高めるために制定しました。
運動器とロコモティブシンドロームとは
「運動器」とは、骨・軟骨・関節・靭帯・腱・筋肉・神経など、体を動かすために必要な組織の総称です。加齢とともにこれらが衰えて移動能力が低下する状態を「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」と呼び、要介護リスクの主要な原因となっています。
- ロコモの現状:推計4,700万人以上が予備軍とされている(2020年時点)
- 骨粗しょう症:骨密度の低下で骨折リスクが高まる病気。特に閉経後の女性に多く、日本に約1,300万人の患者がいるとされる
- 変形性膝関節症:膝の軟骨がすり減り、痛みと動きの制限が生じる。中高年に広く見られる
- 筋肉減少症(サルコペニア):加齢による筋肉量・筋力の低下。転倒・骨折リスクを高める
運動器を守るための生活習慣
- カルシウム摂取:牛乳・小魚・豆腐・小松菜でカルシウムを確保。成人の目安は1日700〜800mg
- ビタミンD:1日15〜30分の日光浴でビタミンDが合成され、カルシウムの吸収を助ける
- 筋力トレーニング:スクワット・片足立ちなど下肢の筋肉を鍛える運動を習慣化する
- 転倒予防:自宅の段差解消・手すりの設置・適切な照明が骨折事故を防ぐ
今日の過ごし方
- ロコモのセルフチェック(2ステップテスト、立ち上がりテスト)を試してみる
- 家族で「ながらスクワット」を始める。テレビを見ながら10回から
- カルシウムを意識した食事(牛乳・小魚・豆腐)を1品追加する
- 40代以上の方は骨密度検査(自治体の健診で無料の場合あり)を検討する
動ける体が、人生の選択肢を広げる
「いつまでも自分の足で歩き、好きな場所に行ける」——その自由は、骨と関節と筋肉が支えています。10月8日の骨と関節の日をきっかけに、今日からのケアを始めてみましょう。積み重ねた習慣が、10年後・20年後の自分を守ります。
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