10月
17日
貯蓄の日
歴史的記念日最終更新:
貯蓄の日とは
毎年10月17日は「貯蓄の日」です。1952年(昭和27年)、貯蓄増強中央委員会の発足にあわせて制定されました。同委員会はのちに金融広報中央委員会となり、2024年にその業務は新たに設立された金融経済教育推進機構(J-FLEC)に引き継がれています。日付は、その年に収穫された新穀を神様に供える「神嘗祭(かんなめさい)」の日にちなんでおり、「勤労の実りを大切にし、貯蓄への関心を高める」ことが目的とされています。
神嘗祭と貯蓄の日
貯蓄の日は、実りへの感謝と、将来への備えを結びつけた記念日です。
- 神嘗祭とは: 伊勢神宮で毎年10月に行われる、最も重要なお祭りの一つです。その年の新米を天照大御神に供え、収穫に感謝します。宮中でも10月17日に天皇が伊勢神宮を遥拝する儀式が行われます。
- 種もみを残す知恵: 農業では、収穫した米をすべて食べてしまわず、翌年にまく種もみを残しておくことが欠かせません。蓄えが次の実りにつながるという考え方は、今の貯蓄にも通じます。
- 戦後の貯蓄奨励: 戦後の日本では、国民の貯蓄が銀行を通じて企業の設備投資に回り、経済成長を支えたと言われます。貯蓄増強中央委員会の設立もその流れの中にありました。
お金にまつわる言葉と話の豆知識
貯蓄の話題でよく出る言葉には、意外な背景があります。
- 「複利は人類最大の発明」は本当にアインシュタインの言葉?: よく引用される言葉ですが、アインシュタインが実際に言ったという確かな記録は見つかっておらず、後世の作り話と考えられています。
- 『バビロンの大富豪』: 「収入の10分の1を貯めよ」という教えで知られるこの本は、古代の書物ではなく、1926年にアメリカのジョージ・S・クレイソンが書いたお金の寓話集です。
- 72の法則: 72を年利(%)で割ると、元本が2倍になるまでのおおよその年数がわかるという計算方法です。年利3%なら約24年、年利6%なら約12年です。
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貯蓄にまつわる豆知識
- 先取り貯蓄: 給料が入ったらまず一定額を別の口座に移し、残りで生活するやり方です。「余ったら貯める」よりも貯まりやすいとされます。
- 生活防衛資金: 急な病気や失業に備えて、生活費の数か月分を預金などで手元に置いておくことがよく勧められています。
- メンタル・アカウンティング: 同じお金でも、臨時収入や「あぶく銭」だと気軽に使ってしまう心の傾向のことで、行動経済学で知られる考え方です。
- NISAとiDeCo: 国の制度として、運用益が非課税になるNISAや、掛金が所得控除になるiDeCoがあります。制度の内容はJ-FLECや金融庁のサイトで確認できます。
- 固定費の見直し: 使っていないサブスクリプションや保険の見直しは、一度手続きすれば効果が続く節約方法です。
貯蓄の日を過ごすヒント
- 銀行口座や証券口座の残高を一覧にして、今の資産を把握してみる。
- 先取り貯蓄の自動振替を設定する、または金額を見直す。
- 毎月の支出を「必要なもの」「楽しみ」「将来への投資」に分けて振り返る。
- 使っていないサブスクリプションを一つ解約する。
実りに感謝し、未来に備える日
10月17日の貯蓄の日は、収穫に感謝する神嘗祭にちなんだ、実りと備えの記念日です。大きな目標を立てなくても、口座の残高を確かめる、自動積立を設定するといった小さな一歩で十分です。未来の自分のために、今日できることを一つ始めてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日10月17日は「貯蓄の日」です。新穀を神様に供える伊勢神宮の「神嘗祭」にちなんで制定されました。収穫した種もみを翌年のために残しておく、という昔ながらの知恵が、貯蓄の原点なのだそうです。お金だけでなく、体力や知識の「貯蓄」も大切。今日は未来の自分のために、何か一つ蓄えてみませんか。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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