1月 8日

外国郵便の日

歴史的記念日

外国郵便の日とは

毎年1月8日は「外国郵便の日」です。1875年(明治8年)1月8日、横浜郵便局(現在の横浜中央郵便局)において、日本で初めて外国郵便の開業式が行われたことに由来します。それまでは外国の郵便局(領事館内の局など)に依存していた国際郵便業務を、日本が自国の手で本格的に開始した、日本の通信史上極めて重要な記念日です。

郵便の父・前島密と主権の回復

事実として、当時の日本は欧米諸国に対して郵便に関する主権を完全には持っていませんでした。

  • 前島密の尽力: 「日本郵便の父」と呼ばれる前島密(まえじま ひさか)は、外国郵便を日本の手に取り戻すことが国家の近代化に不可欠であると説き、交渉を重ねました。
  • 横浜からの第一歩: 1月8日に横浜郵便局がアメリカ行きの郵便物を受け付け、発送したことで、日本は世界へ向けて自力で情報を発信する「窓口」を正式に開いたのです。
1月7日の「千円札記念日」が国内の信用を象徴するなら、1月8日は日本が「世界の通信網」の一員として認められた記念すべき日といえます。

空と海を越える「情報のバトン」

現代では、航空便(エアメール)や船便に加え、インターネットを介したデジタル通信が主流となりましたが、物理的な手紙や荷物を届ける国際郵便の重要性は、今なお変わりません。

  • EMS(国際スピード郵便): 最も速い手段として、世界120以上の国や地域に届けられています。
  • グローバルな繋がり: 1月8日は、お正月休みが明けて仕事が本格化する時期。海外の友人やビジネスパートナーに「新年の挨拶」を届け、国境を越えた絆を再確認するのにふさわしい日です。

外国郵便にまつわる興味深い知識

  • 最初の発送先: 日本初の公式な外国郵便は、アメリカ合衆国へ向けて発送された。
  • 青いポスト: かつて日本には、速達専用や外国郵便をイメージさせる「青いポスト」が存在した(現在は一部の地域や空港などに限られる)。
  • エアメールの色: 国際的なルールで、エアメールの封筒の縁には「赤と青」の縞模様が使われることが多く、これは航空機の翼の色や空を象徴している。
  • 万国郵便連合のロゴ: 地球を囲んで5人の人物が手を繋いでいるデザインで、世界中を郵便が繋いでいることを意味している。
  • 切手は共通語: 国名が読めなくても、切手とその消印があれば、その手紙がどこの国を旅してきたかがわかる。

海を越え、時代を越える「想い」

外国郵便の日は、物理的な距離を超えて「想いを届ける」ことの尊さを感じる日です。キーボード一つで即座に繋がれる現代だからこそ、時間をかけて国境を越えて届く手紙や小包には、特別な重みとぬくもりが宿ります。1月8日は、世界のどこかであなたの言葉を待っている誰かや、遠く離れた場所で頑張っている人たちのことに、そっと想いを馳せてみませんか。

外国郵便の日を楽しむヒント

  • 海外に住む友人や知人に、今の季節の様子や近況を伝えるグリーティングカードを書いてみる
  • 世界各地の美しい切手やポストカードのデザインをインターネットや博物館で眺め、異国の文化に触れる
  • 万国郵便連合(UPU)の歴史を調べ、世界がどのように一つの通信網で結ばれたのかを学ぶ
  • 外国のニュースやドキュメンタリーを観て、海の向こう側で起きている出来事に目を向け、視野を広げる

繋がる世界、未来へのメッセージ

1月8日は、日本が世界に向けて「こんにちは」と声を上げた日です。かつての横浜から旅立った一通の手紙のように、あなたの新しい一年の願いやメッセージも、希望を乗せて遠く、広く届いていくはずです。今日という日が、あなたにとって世界との繋がりを実感し、新しい冒険への一歩を踏み出す、最高にグローバルな一日になりますように!

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