4月
3日
シーサーの日
語呂合わせ記念日最終更新:
シーサーの日とは
毎年4月3日は「シーサーの日」です。「シー(4)サー(3)」の語呂合わせに由来し、シーサーを全国に広めようと、2002年に発祥の地とされる沖縄県那覇市の壺屋(つぼや)で制定されました。壺屋は焼き物(やちむん)の産地として知られ、多くの陶工がシーサーを手がけてきた地区です。沖縄の暮らしと伝統工芸に親しむ一日です。
シーサーの起源と歴史
シーサーのルーツをたどると、アジアを横断する大きな文化の流れが見えてきます。
- 獅子(ライオン)の仲間: シーサーは、エジプトのスフィンクスや中国の石獅子、本土の狛犬などと同じく、古代オリエントのライオン像が源流だと伝えられています。沖縄最古の獅子の彫刻は、浦添ようどれにある英祖王の石厨子に見られ、首里城の門や王家の墓・玉陵(たまうどぅん)などにも石獅子が置かれました。
- 最古の村落獅子: 琉球の歴史書『球陽』によると、1689年、火事に悩まされていた村の人々が風水師の助言に従い、八重瀬岳に向けて獅子の像を置いたところ、火事が起きなくなったといいます。このとき置かれたとされるのが、八重瀬町富盛(ともり)にある「富盛の石彫大獅子」で、現存する最古で最大の村落獅子といわれています。
形や置き方に込められた意味
シーサーの形や置き方には、人々の願いが込められています。
- 口の開閉と雌雄: 門柱などには2体一対で置かれることが多く、一般に、口を開けているのが雄で福を招き入れ、口を閉じているのが雌で災いを入れないとされます。仏教の阿吽(あうん)の影響とも考えられますが、雌雄の区別には諸説あります。
- 屋根の上のシーサー: 屋根に置かれる「屋根獅子」は、口を開けた1体だけのことが多く、魔物の通り道とされる方角や、火除けのために南の方角などに向けて据えられます。
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シーサーにまつわる興味深い知識
- 「シーサー」の語源: 「獅子(しし)」を沖縄の言葉で発音したもので、獅子はサンスクリット語でライオンを意味する「シンハ」に由来するとされています。八重山では「シィーシィー」とも呼ばれます。
- 屋根に上ったのは明治以降: 琉球王国の時代、庶民の家は瓦で屋根を葺くことが許されていませんでした。庶民の家の屋根にシーサーが置かれるようになったのは、瓦葺きが許された明治以降とされます。屋根獅子は、左官職人が瓦の破片を漆喰で固めて作ることが多かったといわれます。
- 頭だけのシーサー: 歴史的な屋根獅子には、しゃがんだ姿のほかに、頭部だけの「チブルシーサー」もあります。
- 「やちむん」との深い絆: 焼き物(やちむん)の産地である壺屋では、多くの陶工がシーサーを手がけてきました。住宅が鉄筋コンクリート造に変わるにつれ、陶製のシーサーを門柱などに置くスタイルが一般的になりました。
- 今も残る村落獅子: 村の守りとして置かれた石の獅子(村落獅子)が、2021年時点で153体確認されています。
シーサーの日を過ごすヒント
- 家に飾っているシーサーをきれいに掃除して、新年度の無事を願う
- 沖縄料理やさんぴん茶を楽しみながら、琉球の歴史や文化について調べてみる
- 陶芸体験や粘土細工で、自分だけのオリジナルシーサーを作ってみる
- 沖縄を訪れる機会があれば、壺屋やちむん通りや富盛の石彫大獅子を見に行ってみる
災いを払い、福を招く守り神
4月3日は、沖縄の暮らしの中で長く大切にされてきたシーサーに目を向ける日です。門柱や屋根の上で、今日も静かに家や村を見守るシーサーの姿には、人々の素朴な願いが込められています。いろいろな表情のシーサーを眺めながら、沖縄の文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日4月3日は「シーサーの日」です。沖縄では昔、庶民は瓦屋根が許されず、屋根にシーサーが上ったのは明治以降なんだそうです。口を開けた方は福を招き、閉じた方は災いを入れないとされます。今日は口を開けて、福を呼び込む挨拶から始めましょう。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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