4月 20日

青年海外協力隊の日

歴史的記念日

最終更新:

青年海外協力隊の日とは

毎年4月20日は「青年海外協力隊の日」です。1965年(昭和40年)4月20日に、青年海外協力隊(JOCV)が発足したことに由来します。青年海外協力隊は、日本政府の政府開発援助(ODA)の一環として、現在は国際協力機構(JICA)が実施している海外ボランティア派遣制度です。自分の持つ技術や知識を活かして開発途上国の人々と共に働く隊員たちの活動に目を向ける日です。

青年海外協力隊の歩み

協力隊の活動は、草の根の国際協力として長い歴史を積み重ねてきました。

  • 発足と初派遣: 1961年にアメリカで平和部隊が創設された流れなども受けて、1965年に発足しました。最初の派遣国は東南アジアのラオスです。当初は海外技術協力事業団が実施しており、のちに国際協力事業団、現在の国際協力機構(JICA)へと引き継がれています。
  • 累計約4万9千人: JICAによると、2026年3月末時点で青年海外協力隊として派遣された隊員は累計4万9千人余り、派遣国は94か国に上ります。シニア海外協力隊なども含めたJICA海外協力隊全体では、累計5万8千人を超えています。

派遣までの道のり

隊員になるまでには、いくつかのステップがあります。

  • 応募と選考: 募集は例年春と秋の年2回。書類審査や面接などを経て合格者が決まります。
  • 派遣前訓練: 合格者は、福島県二本松市の二本松訓練所か長野県駒ヶ根市の駒ヶ根訓練所で約70日間の訓練を受けます。訓練の中心は現地の言葉を学ぶ語学訓練で、「言葉の壁」を越える努力が、現地での信頼関係の出発点になります。
  • 派遣期間: 一般的な派遣期間は1〜2年です。
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協力隊にまつわる興味深い知識

  • 現地の人と「共に」: 隊員は現地の言葉を学び、現地の人々と同じ職場で働きながら、一緒に課題に取り組むことを大切にしています。
  • 井戸掘りだけではない: 「アフリカで井戸掘り」というイメージを持たれがちですが、実際の活動は派遣国や職種によって大きく異なります。
  • 多彩な職種: 農林水産、保健・医療、教育などの分野に分かれ、職種は170を超えます。日本語教師やスポーツの指導など、個人の技術や特技を活かせる職種も数多くあります。
  • 最も多い派遣先: 国別では、アフリカのマラウイへの派遣がもっとも多いとされています。
  • 帰国後の活躍: 協力隊経験者は帰国後、教育現場や地方自治体、企業、国際協力の分野など多方面で活躍しています。

青年海外協力隊の日を過ごすヒント

  • 開発途上国の現状や、そこで活動する日本人のレポートを読んでみる。自分が住んでいる場所とは違う価値観や暮らしがあることを知る
  • 「自分にできる国際協力」を一つ探してみる。フェアトレードの商品を選んだり、職場の外国出身の同僚と話してみたりと、日常の小さな行動から始める
  • 自分の専門性や特技を「誰かのために」使う方法を想像してみる。もし海外で活動するとしたら、どんなことで貢献できるか、スキルを棚卸ししてみる
  • 協力隊の経験者の体験談を聞いたり読んだりして、異なる環境で働くことについて考えてみる

海を越えた誠実な一歩が、世界を静かにつないでいく

4月20日は、国境や文化、言葉の壁を越えて、現地の人々と共に汗を流してきた隊員たちの活動に思いを寄せる日です。協力隊の活動は大きなニュースになることは少ないかもしれませんが、一人ひとりの積み重ねが、日本と世界の人々をつなぐ確かな絆になっています。新年度、自分の専門性や個性を誰かのために活かす方法を、少しだけ考えてみませんか。

朝礼・スピーチで使える一言ネタ

今日4月20日は『青年海外協力隊の日』です。1965年のこの日に発足し、最初の派遣先はラオスでした。隊員は派遣前に約70日間、現地の言葉を中心に訓練を受けるそうです。相手の言葉で話そうとする姿勢は、社内外のコミュニケーションでも大事にしたいですね。

朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。

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