6月
12日
日記の日
歴史的記念日最終更新:
日記の日とは
毎年6月12日は「日記の日」です。1942年6月12日、ユダヤ人の少女アンネ・フランクが、13歳の誕生日に贈られた赤いチェック柄の日記帳に日記を書き始めたことにちなみます。のちに『アンネの日記』として世界中で読まれることになるこの日記をきっかけに、日々の出来事や思いを言葉で記録することの意味を見つめ直す日です。
『アンネの日記』が伝えるもの
アンネの日記は、一人の少女の個人的な記録であると同時に、戦争と迫害の時代を伝える貴重な証言になりました。
- 隠れ家での約2年間の記録: 日記を書き始めて間もない1942年7月、アンネの一家はナチスの迫害を逃れるため、アムステルダムの隠れ家に移りました。1944年8月に見つかるまでの約2年間、アンネは隠れ家での生活や自分の思いを書き続けました。
- 空想の友人「キティ」: アンネは日記の多くを、「キティ」という空想の友人にあてた手紙の形で書いています。
- 世界の記憶に登録: 戦後、ただ一人生き残った父オットー・フランクの尽力で1947年に出版され、2009年にはユネスコの「世界の記憶」に登録されました。
日本とアンネの日記
日本語訳は1952年に出版され、以来、多くの世代に読み継がれてきました。2014年には東京都内の図書館で『アンネの日記』や関連本が300冊以上破られる事件が起きましたが、被害を受けた図書館には駐日イスラエル大使館などから約300冊の本が寄贈され、個人からの寄贈も相次ぎました。
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日記にまつわる豆知識
- 日本の日記文学: 平安時代には、紀貫之が女性に仮託して仮名で書いた『土佐日記』や、藤原道綱母の『蜻蛉日記』、『紫式部日記』など、日記の形をとった文学作品が生まれました。
- 書くことと心の整理: 心理学者ジェームズ・ペネベーカーらは、つらい出来事や気持ちを文章に書き出す「筆記開示(エクスプレッシブ・ライティング)」の研究を行い、心身の健康によい影響がみられたと報告しています。
- 「三行日記」でも十分: 毎日長く書くのは大変なもの。一行や三行だけでも、続けるうちに自分の記録として役立ちます。
- 手書きとデジタル: 手書きのノートにも、スマートフォンのアプリにも、それぞれ良さがあります。続けやすい方法を選ぶのが一番です。
日記の日を過ごすヒント
- お気に入りのノートとペンを用意して、今日の出来事を数行書いてみる。
- 過去の日記や手帳、スマートフォンの写真を見返してみる。
- 仕事の振り返りを一日一行だけメモする習慣を始めてみる。
- 『アンネの日記』を読み、戦争と平和について考えてみる。
言葉にして残すことの意味
6月12日の「日記の日」は、一冊の日記が世界中の人々に読み継がれていることを思い起こす日です。立派な文章でなくてもかまいません。今日感じたことを数行でも書き留めておけば、いつか読み返したときに、自分だけの大切な記録になるはずです。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日6月12日は「日記の日」です。1942年のこの日、アンネ・フランクが13歳の誕生日に贈られた日記帳に書き始めたことにちなみます。アンネは日記を「キティ」という空想の友人への手紙として書いていたそうです。今日の仕事の振り返りを一行だけ書き留めてみる、そんな小さな日記から始めてみませんか。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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