児童労働反対世界デー
世界の記念日最終更新:
児童労働反対世界デーとは
毎年6月12日は「児童労働反対世界デー(World Day Against Child Labour)」です。ILO(国際労働機関)が2002年に制定しました。世界各地に残る児童労働の実態を広く知らせ、その撤廃に向けた行動を呼びかけることを目的としています。毎年この日に合わせて、世界各地でさまざまな啓発活動が行われています。
世界の児童労働の現状
ILOとユニセフが2025年6月に発表した推計によると、2024年時点で世界の約1億3,800万人の子どもが児童労働をしており、そのうち約5,400万人は、健康や安全、成長を脅かすおそれのある危険な労働(危険有害労働)に就いています。
- 減ってはいるが道半ば: 児童労働の子どもの数は、2000年の約2億4,600万人からほぼ半分に減りました。
- 最も多いのは農業: 児童労働の約6割は農業分野で、次いでサービス業(家事労働や市場での物売りなど)、工業(鉱業や製造業など)と続きます。
- 地域の差: 最も多いのはサハラ以南のアフリカで、約8,700万人にのぼります。
国際的なルールと目標
ILOは、就業が認められる最低年齢を定めた条約(第138号、1973年採択)と、最悪の形態の児童労働の禁止と撤廃を求める条約(第182号、1999年採択)を定めています。また国連の持続可能な開発目標(SDGs)では、2025年までにあらゆる形態の児童労働をなくすことが目標(ターゲット8.7)に掲げられましたが、達成には至っていません。
なぜ児童労働はなくならないのか
貧困・教育機会の欠如・社会保障の不備・差別などが複合的に絡み合っています。ILOは各国政府・企業・市民社会と連携し、子どもが働くのではなく学校に通える環境づくりに取り組んでいます。チョコレートの原料のカカオや衣料品の綿花など、身近な製品の原料づくりに児童労働が関わっている例も指摘されています。この日は、私たちが日常的に使う製品の生産現場にも目を向けるきっかけになります。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日6月12日は「児童労働反対世界デー」です。ILOが2002年に定めた国際的な日で、2024年時点でも世界で約1億3,800万人の子どもが働いていると推計されています。一方で2000年からはほぼ半減しているそうです。身の回りの製品がどこでどう作られているか、少し気にかけてみたいですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。