クリスマス
世界の記念日最終更新:
クリスマスとは
12月25日は「クリスマス(Christmas)」です。イエス・キリストの降誕を祝うキリスト教の祝日で、「Christmas」は「Christ(キリスト)」と「Mass(ミサ・礼拝)」が合わさった言葉です。日本語では「降誕祭」とも呼ばれます。
なぜ12月25日なのか
聖書にイエスの誕生日は書かれていません。12月25日に降誕祭が行われたことを示す現存最古の記録は、354年にローマで編まれた暦書(フィロカルス暦)にある336年の記述だとされます。この日付が選ばれた理由には諸説あります。よく知られているのは、古代ローマで冬至の時期に太陽神を祝う祭りがあり、キリストを太陽と結びつけて考えた初期キリスト教がこの時期を降誕の日にした、という説です。
- 欧米:教会での礼拝と家族の食事が中心。七面鳥、シュトーレン、クリスマスプディングなど料理は国ごとに異なる
- 正教会の一部:ユリウス暦を用いるため、現在のカレンダーでは1月7日に降誕祭を祝う
- 北欧:フィンランド・ラップランドが「サンタクロースの故郷」として知られ、世界中から観光客が訪れる
- 日本:宗教行事というより季節の商業イベントとして定着。ケーキ・チキン・イルミネーションが定番になっている
サンタクロースの原型は4世紀の司教
サンタクロースの原型は、4世紀に小アジアのミラ(現在のトルコ)で司教を務めた聖ニコラウスです。貧しい家の窓から夜中にそっと金貨を投げ入れた(靴下に入ったとも伝わる)という言い伝えが、贈り物を運ぶサンタ像のもとになりました。オランダ語の「シンタクラース」が英語圏で「サンタクロース」になったとされます。
赤い服はコカ・コーラが作ったのか
「サンタの赤い服はコカ・コーラの広告が作った」とよく言われます。1931年から画家ハッドン・サンドブロムが同社の広告で描いたサンタが、現在のイメージを世界に広めたのは確かです。ただしコカ・コーラ社自身が、サンドブロムが描く前から赤いコートのサンタの絵は存在していたと説明しています。生み出したのではなく、決定づけたというのが正確なところです。サンドブロムが参考にしたのは、1822年にクレメント・C・ムーアが書いた詩「聖ニコラウスの訪問」だと伝えられています。
日本で最初のクリスマスは1552年
日本での記録に残る最初のクリスマスは、意外に古く戦国時代です。1552年(天文21年)、周防国山口(現在の山口市)で宣教師コスメ・デ・トーレスらが日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったとされ、山口市はこれにちなんで「日本のクリスマス発祥の地」を掲げています。その後キリスト教は禁教となり、庶民の行事として広まるのは明治以降のことでした。
今日の過ごし方
- ローストチキンやグラタンを手作りして、家でゆっくり食卓を囲む
- 子どもと靴下を飾り、翌朝の楽しみを用意する
- クリスマスコンサートや教会のキャンドルサービスで音楽に触れる
- 今年助けてもらった人に、短いメッセージを送ってみる
冬至の闇を越えて、光を祝う日
クリスマスが冬至のすぐあとに置かれているのは、おそらく偶然ではありません。一年で最も暗い時期に光を祝う――信じるものが違っても、その感覚は広く共通しているようです。2026年の12月25日は金曜日。仕事納めを前に、少し早い区切りをつけてみるのもいいでしょう。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日12月25日は「クリスマス」です。英語のChristmasは「キリスト」と「ミサ(礼拝)」を合わせた言葉です。サンタクロースの原型は、4世紀の司教・聖ニコラウスが貧しい家にこっそり金貨を投げ入れたという言い伝えだそうです。見返りを求めない気配り、今日は誰かにひとつ試してみたいですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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