7月 15日

大阪港開港記念日

歴史的記念日

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大阪港開港記念日とは

毎年7月15日は「大阪港開港記念日」です。慶応4年7月15日(新暦では1868年9月1日)、安治川の河口近くに大阪港が開港したことに由来します。江戸時代から「天下の台所」として栄えた大阪が、外国との貿易に向けて港を開いた日であり、大阪の経済と港の発展を振り返る日です。

開港から近代港湾への歩み

大阪港の開港は、明治維新という激動の時代のさなかに行われました。

  • 富島の開港場と川口居留地: 開港場となったのは、安治川左岸の富島(現在の大阪市西区)です。そばには外国人が住む「川口居留地」が設けられ、税関の前身となる運上所も置かれました。
  • 大型船が入れなかった港: ところが開港場は河口から約6kmさかのぼった場所にあり、大型船が入港できませんでした。外国の貿易商は次々と神戸へ移り、1871年(明治4年)を最後に外国船は大阪港に入らなくなったといいます。
  • 築港工事の始まり: 大型船が入れる港を求める声を受け、1897年(明治30年)に大阪港の築港工事(第一次修築工事)が始まりました。防波堤を築き、海底を掘り下げた土砂で現在の港区築港などが造成されました。1903年(明治36年)には築港大桟橋が完成しています。

港の町に残る歴史の名残

大阪港の周辺には、港の歴史を今に伝える場所が点在しています。

  • 市電のはじまり: 築港大桟橋の完成に合わせて開通した大阪市電築港線は、公営の電気鉄道として日本初とされています。
  • 日本最大の港だった時代: 1939年(昭和14年)には取扱貨物量などで日本最大となり、神戸・横浜と並ぶ日本三大港湾の一つとなりました。
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大阪港にまつわる興味深い知識

  • 天保山は「目印山」: 大阪港のそばにある天保山は、1831年(天保2年)からの安治川の浚渫工事で出た土砂を積み上げた人工の山です。安治川に入る船の目印とする意図があり、当初は「目印山」と呼ばれていました。現在の標高は4.53mで、「日本で2番目に低い山」として知られています。
  • 築港赤レンガ倉庫: 築港地区に残る赤レンガ倉庫は、1923年(大正12年)に住友倉庫が建てたものです。倉庫としての役目を終えた後、2015年からはクラシックカーを展示する「ジーライオンミュージアム」として活用されています。
  • 五大港の一つ: 大阪港は、日本の主要な国際貿易港「五大港」の一つに数えられ、神戸港とともに国際戦略港湾に指定されています。

大阪港開港記念日を過ごすヒント

  • 天保山周辺のベイエリアを散策し、行き交う船やコンテナクレーンを眺めてみる。天保山の「登頂」に挑戦するのも一興です。
  • 築港赤レンガ倉庫など、港の歴史を伝える建物を訪ねてみる。
  • 「天下の台所」と呼ばれた大阪の食文化のルーツを調べてみる。
  • 夕暮れの港を眺めながら、1868年の開港以来の大阪港の歩みに思いを巡らせてみる。

世界へ開かれた港が、大阪の発展を支えてきた

7月15日は、大阪が外国との貿易に向けて港を開いた日です。開港直後は大型船が入れず、外国船が来なくなるという苦い経験もありましたが、築港工事を経て日本有数の港へと成長しました。うまくいかない時期を乗り越えて形になった大阪港の歴史に、少し思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

朝礼・スピーチで使える一言ネタ

今日7月15日は「大阪港開港記念日」です。旧暦のこの日、1868年に大阪港が開港しました。ただ当初は大型船が入れず、外国船が来なくなった時期もあったそうです。そこから築港工事で日本有数の港に育ちました。最初の失敗で終わらせない粘り強さを見習いたいですね。

朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。

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