日本のABCの日
歴史的記念日最終更新:
10月28日が「日本のABCの日」なのはなぜ?その由来と歴史
1952年、日本にABC(部数公査機構)が誕生した日
1952年(昭和27年)10月28日、日本にABC(Audit Bureau of Circulations:新聞・雑誌の部数公査機構)が誕生したことを記念し、日本ABC協会が1988年(昭和63年)に制定した記念日です。ここでいう「ABC」は放送局の略称ではなく、新聞や雑誌の発行部数を第三者の立場で確かめる仕組みのことを指します。
ABCが日本に生まれるまで
ABCは1914年にアメリカで誕生し、日本には1918年に紹介されました。当時の日本では新聞の部数が公開されていませんでしたが、広告取引を合理化しようという動きが高まり、1952年に日本ABC協会の前身となる「ABC懇談会」が発足。1955年に「ABC協会」へ改称し、1958年には社団法人として認可されました(2011年からは一般社団法人)。
日本ABC協会の役割と強み
「公称部数」ではなく「確かめられた部数」を届ける
新聞や雑誌の広告料は、発行部数が大きな目安になります。発行社が示す部数が実態より大きければ、広告主は期待した効果を得られません。そこで日本ABC協会は、発行社から報告された部数の妥当性を、新聞社や販売店を訪ねるなどして点検(公査)し、その結果を会員に公表しています。
新聞・雑誌からフリーペーパー、ネットへ
公査の対象は、1961年の新聞に始まり、1965年に雑誌、1976年に専門紙誌、1981年にフリーペーパーへと広がってきました。近年は日本インタラクティブ広告協会などと連携し、ネットサイトの考査も手がけています。数字の信頼性を支える、メディアと広告の「縁の下の力持ち」といえる存在です。
日本のABCの日を楽しむための3つの方法
1. 新聞や雑誌の「部数」に目を向けてみる
普段何気なく手に取っている新聞や雑誌が、どれくらいの人に届いているのか。発行部数という数字の裏に、第三者による確認の仕組みがあることを知ると、紙のメディアの見え方が少し変わります。
2. 日本ABC協会の公式サイトをのぞいてみる
公式サイトでは、協会の活動内容や公査の仕組みが紹介されています。広告やメディアの仕事に関わる人はもちろん、情報の「数字」に関心がある人にもおすすめです。
3. 「その数字は誰が確かめたのか」を考えてみる
ネット上には閲覧数やフォロワー数など、さまざまな数字があふれています。記念日をきっかけに、数字の出どころや確かめ方を意識してみると、情報を見きわめる力が養われます。
まとめ
10月28日の「日本のABCの日」は、1952年に日本でABC(部数公査機構)が誕生したことを記念し、日本ABC協会が1988年に制定した日です。広告の基準となる新聞・雑誌の部数を第三者が確かめる仕組みは、メディアと広告の信頼を70年以上にわたって支えてきました。この記念日を機に、身近なメディアの「数字」の裏側に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日10月28日は「日本のABCの日」です。このABCは放送局ではなく、新聞や雑誌の発行部数を第三者が確かめる仕組みのこと。1952年のこの日に日本で誕生しました。「確かめられた数字」が信頼を生むのは、私たちの仕事も同じです。今日は資料の数字や日付を、もう一度見直してみませんか。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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