緑のおばさんの日
歴史的記念日最終更新:
緑のおばさんの日とは?子どもの命を守る記念日
11月19日は「緑のおばさんの日」です。1959年(昭和34年)11月19日、東京都で、通学する児童を交通事故から守る「学童擁護員」の制度が始まったことにちなんでいます。「緑のおばさん」は、小学生の登下校時に交差点などに立ち、子どもたちが安全に道路を渡れるよう誘導する学童擁護員の愛称です。交通安全のシンボルカラーである緑色の制服や帽子を身に着けていたことから、この名で呼ばれるようになりました。
制度誕生の背景──女性の働く場と子どもの安全
学童擁護員の制度は、まだ女性の職場が少なかった戦後復興期に、夫を亡くした女性の雇用対策として東京都で創設された職業とされています。創設当初の勤務時間は午前2時間、午後3時間で、日当は315円でした。自動車が増え、子どもの交通事故が心配される時代に通学路の安全を守る仕事として定着し、1961年(昭和36年)以降は各地に広がりました。当初は臨時職員でしたが、1965年(昭和40年)からは東京都の正職員になっています。
「緑のおばさん」の仕事
- 横断歩道・交差点での旗振り誘導
- 登下校時間帯の交通整理
- 子どもたちへの挨拶・声かけによる地域の見守り
- 通学路で気づいた危険な場所を、学校や地域に伝える
地域で見守る活動へ
近年は制度の存廃が議論されたり、廃止されたりする自治体もあり、PTAや地域住民によるボランティアの「旗振り当番」が見守りを担う地域も多くなっています。男性の学童擁護員もいますが、「緑のおばさん」のような決まった愛称はないそうです。英語圏では、手に持つ標識が棒付きキャンディーに似ていることから「lollipop woman」と呼ばれます。この日は、子どもの安全を見守る人たちの存在に、改めて目を向ける機会になっています。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日11月19日は『緑のおばさんの日』です。1959年のこの日、通学する子どもを交通事故から守る「学童擁護員」の制度が始まりました。緑色の制服から、この愛称で呼ばれるようになったそうです。毎朝の見守りのように、当たり前を支える仕事に、今日は少し目を向けてみましょう。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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