3月
23日
彼岸明け
季節の行事最終更新:
彼岸明けとは
「彼岸明け」は、春分の日を中日(ちゅうにち)とし、前後3日を合わせた計7日間の「お彼岸」の最終日を指します。2026年の春の彼岸は3月17日が彼岸入り、3月20日が中日、3月23日が彼岸明けです。「彼岸」は仏教の言葉で、煩悩に満ちたこちらの世界(此岸)に対し、悟りの世界を向こう岸にたとえたものです。春の彼岸の日付は春分の日によって変わるため、彼岸明けも年によって3月23日ごろ前後します。
季節の節目としての彼岸
彼岸は、日本の季節の移り変わりと深く結びついています。
- 暑さ寒さも彼岸まで: 冬の寒さや夏の暑さは彼岸のころまで続き、彼岸を過ぎると和らいで過ごしやすくなる、という意味の言葉です。春の彼岸明けのころには、各地から桜の便りも届き始めます。
- 春分と太陽: 中日の春分の日は、太陽がほぼ真東から昇り真西に沈む日です。仏教では西の彼方に極楽浄土があるとされ、この時期に先祖を偲ぶ行事が行われてきました。
彼岸の行事と食べ物
彼岸の習慣は、家族や地域で先祖を思う機会となってきました。
- ぼたもち: 春のお彼岸には「ぼたもち」を供える習慣があります。春に咲く牡丹(ぼたん)にちなんだ名前とされ、秋の彼岸には萩(はぎ)にちなんで「おはぎ」と呼ばれます。
- 六波羅蜜: 俗に、中日は先祖に感謝する日、残りの6日は悟りに至るための6つの修行「六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)」を1日に一つずつ修める日とされています。
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彼岸にまつわる豆知識
- 日本独自の行事: 彼岸は仏教に由来するとされますが、彼岸に先祖供養をする行事は日本独自のもので、インドや中国の仏教にはないとされています。
- 最初の彼岸会: 806年(延暦25年)に、日本で初めて仏教行事としての彼岸会が行われたと伝えられています。
- 「日願」説: 民俗学者の五来重は、「彼岸」は太陽に豊作を祈る「日の願い(日願)」という言葉が、仏教の「彼岸」と結びついたものだと説きました。
- 年に2回、計14日: 彼岸は春と秋の年2回あり、それぞれ7日間、合わせて1年に14日あります。
彼岸明けを過ごすヒント
- お仏壇やお墓に供えた花や供物を整え、お彼岸を締めくくる
- 菜の花やふきのとうなど、春の旬の食材を食卓に取り入れてみる
- お彼岸に会えなかった家族や親戚に、近況を連絡してみる
- 冬物の衣類や寝具を片付けて、春の暮らしに切り替える
お彼岸が明けて、本格的な春へ
彼岸明けは、先祖を偲ぶ1週間が終わり、季節が本格的な春へと進んでいく節目です。3月23日ごろは、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、暖かくなってきた空気を感じながら新しい季節を迎えてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日3月23日ごろは『彼岸明け』です。春分の日を中日とした7日間のお彼岸の最終日です。お彼岸に先祖を供養する行事は日本独自のもので、インドや中国の仏教にはないそうです。「暑さ寒さも彼岸まで」、ここからは本格的な春。季節の切り替えとともに、気持ちも新たにいきましょう。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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