10月
23日
モールの日
業界記念日モールの日とは
10月23日は「モールの日(Mole Day)」です。化学の基本単位「モル(mol)」はアボガドロ数(6.02×10²³)個の粒子を1単位とする概念で、10月23日(10²³)に掛けて、10月23日の午前6時02分から午後6時02分にかけて世界中の化学者・理科教師・学生が祝う記念日です。
アボガドロ定数とモルの基礎知識
イタリアの科学者アメデオ・アボガドロ(1776〜1856年)が提唱した「アボガドロの法則」に由来します。「モル」は原子・分子・イオンなどの粒子の個数を数えるための国際単位です。
- アボガドロ定数:6.02214076×10²³ /mol(2019年に正確な値へ再定義)
- なぜこの数字?:炭素12(¹²C)12グラムに含まれる炭素原子の個数がちょうどこの数になるよう定義された
- 実感できない巨大さ:モル個数分の米粒を地球に敷き詰めると、高さ数万km以上の層になるほどの膨大な数
- 身近な例:水18グラム(コップ1杯の約1/10)にちょうど1モル、つまり6.02×10²³個の水分子が含まれる
モールの日の歴史
- 1991年:米国の化学教師モーリス・オーラーが教育誌「The Science Teacher」でアイデアを発表
- National Mole Day Foundation:1991年に設立。毎年テーマを設けて記念日を盛り上げる(例:「Molar Eclipse」「Harry Mole-ter」など化学とポップカルチャーを掛け合わせたダジャレ)
- 世界への広がり:米国・英国を中心に、高校・大学の化学教育の場で恒例イベントとして定着
今日の過ごし方
- アボガドロ定数を声に出して唱えてみる:「ろくてんまるに かける じゅうの にじゅうさん乗」
- 水18グラムを実際に計量し、その中に6.02×10²³個の水分子がいることを想像する
- 中高校生のいる家庭では化学の教科書を一緒に開いてみる絶好の機会
- グアカモーレ(アボカドのディップ)を作る——「guaca-MOLE」とモールを掛けた化学ジョークが世界中で愛されている
6.02×10²³という扉
目に見えない原子の世界を「数えられる」ようにしてくれる単位「モル」。10月23日のモールの日は、化学の難しさを笑いと遊び心で乗り越え、科学を好きになるきっかけの日です。
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