11月
4日
ロシア国民統一の日
世界の記念日ロシア国民統一の日とは
11月4日は、ロシアで「国民統一の日(民族統一の日)」として祝われる祝日です。1612年11月4日(ユリウス暦10月22日)、クジマ・ミニンとドミトリー・ポジャルスキーが率いる義勇軍がモスクワをポーランド軍から解放したことを記念し、2005年に国民の祝日として制定されました。
「動乱の時代」を終わらせた解放
16世紀末から17世紀初頭のロシアは、皇統の断絶や飢饉、他国の介入が重なる「動乱の時代(スムータ)」にありました。
- 混乱の背景:リューリク朝の断絶後、皇位を巡る混乱にポーランドが介入し、モスクワを占領
- 義勇軍の結成:商人クジマ・ミニンと公爵ドミトリー・ポジャルスキーが各地の義勇兵を結集
- 解放の実現:1612年11月4日、義勇軍がついにモスクワを解放し、後のロマノフ朝樹立への道を開いた
なぜこの日が選ばれたのか
1649年、ロマノフ朝のツァーリ・アレクセイ・ミハイロヴィチが、この日をイコン「カザンの聖母」の祭日と定めたことに由来します。ソビエト連邦時代は11月7日の十月革命記念日が祝われていましたが、ソ連崩壊後の2005年、それに代わる祝日として11月4日が「国民統一の日」に制定されました。
今日の過ごし方
- ロシアの「動乱の時代」の歴史について調べてみる
- モスクワの赤の広場にあるミニンとポジャルスキーの像について知ってみる
- ロシアの歴史や文化に関する本や映画に触れてみる
- 世界各国の「建国」や「統一」にまつわる記念日を比べてみる
内紛を乗り越え、一つになった民の物語
身分も立場も異なる人々が一致団結し、混乱の淵にあった国を救った出来事は、今も「国民統一」の象徴として語り継がれています。11月4日は、そうした団結の力に思いを馳せる日です。
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