7月
1日
童謡の日
歴史的記念日最終更新:
童謡の日とは
7月1日は「童謡の日」です。1984年(昭和59年)に日本童謡協会が制定しました。1918年(大正7年)7月1日に、芸術性の高い童話と童謡を子どもに届けることを掲げた児童文芸誌『赤い鳥』が創刊されたことに由来しています。
童謡誕生の歴史的背景
童謡は、日本の近代化とともに生まれた音楽文化の一つです。
- 『赤い鳥』の創刊: 1918年、鈴木三重吉によって創刊された児童文芸誌『赤い鳥』は、芸術性の高い子どものための文学・音楽を目指しました。
- 童謡という概念: それまでの「唱歌」とは異なり、童謡は子どもの感情や生活を尊重した表現を重視しています。
- 作家・作曲家の参加: 北原白秋、西條八十、野口雨情といった詩人や、山田耕筰などの作曲家が童謡制作に関わりました。
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唱歌と童謡の違い
童謡は、教育目的を強く持つ唱歌とは性質が異なります。
- 唱歌: 明治期に学校教育の一環として導入され、道徳や知識の伝達を目的としていました。
- 童謡: 芸術性や情緒表現を重視し、子どもの内面に寄り添う作品が多い点が特徴です。
- 表現の自由度: 童謡では自然、遊び、空想といったテーマが幅広く扱われています。
代表的な童謡
現在も歌い継がれている童謡の多くは、大正から昭和初期に生まれました。
- 「赤とんぼ」: 三木露風作詞、山田耕筰作曲。日本の原風景を象徴する童謡として知られています。
- 「しゃぼん玉」: 野口雨情作詞、中山晋平作曲。作詞者の個人的な体験が背景にあるという説があります。
- 「七つの子」: 野口雨情作詞、本居長世作曲。カラスの親子を描いた、簡潔な言葉と情緒性が特徴の作品です。
童謡と日本文化
童謡は音楽作品であると同時に、日本文化の記録でもあります。
- 生活風景の反映: 童謡には、当時の自然環境や暮らしの様子が具体的に描かれています。
- 世代を超えた共有: 童謡は親から子へと歌い継がれることで文化が保存されてきました。
- 言葉の教育: 日本語のリズムや語感を自然に学ぶ手段としても機能しています。
童謡の日に知的に楽しむ視点
- 童謡が生まれた時代背景を調べてみる
- 歌詞に使われている言葉や表現の意味を読み解く
- 同じ童謡の異なる編曲や歌唱を聴き比べる
- 唱歌と童謡の歌詞内容を比較してみる
子どものための歌が残したもの
7月1日の童謡の日は、子ども向けとして生まれた音楽が、日本の言語感覚や情緒表現に大きな影響を与えてきた歴史を振り返る記念日です。童謡は時代を越えて歌い継がれ、日本人の記憶や感性の中に深く根付いています。この日をきっかけに、身近な一曲に込められた背景や文化的価値を見つめ直すことは、知的好奇心を満たす体験となるでしょう。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日7月1日は『童謡の日』です。1918年のこの日、鈴木三重吉が児童文芸誌『赤い鳥』を創刊したことにちなみます。『赤とんぼ』は三木露風と山田耕筰、『七つの子』は野口雨情と本居長世の作品です。子どもの頃に歌った一曲、作者まで知ると少し違って聞こえるかもしれませんね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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