10月
13日
サツマイモの日
食べ物の日最終更新:
サツマイモの日とは
毎年10月13日は「サツマイモの日」です。埼玉県川越市の市民団体「川越いも友の会」が制定しました(1987年の制定とされています)。10月はサツマイモの旬であることに加え、江戸時代に焼き芋が「栗(九里)より(四里)うまい十三里」とうたわれたことから、9+4=13で13日となりました。「十三里」には、江戸から川越までがおよそ13里だったことにかけた意味もあるとされています。
サツマイモが日本に広まるまで
サツマイモは、やせた土地でも育つ作物として、飢饉から多くの人々を救いました。
- 中国から琉球、そして薩摩へ: サツマイモは1605年ごろ、野國總管(のぐにそうかん)によって中国から琉球(沖縄)に持ち込まれたとされます。その後、1705年に前田利右衛門が琉球から薩摩(鹿児島)に持ち帰り、栽培が広がりました。薩摩から伝わったことから「サツマイモ」と呼ばれるようになりました。
- 「甘藷先生」青木昆陽: 江戸時代中期の享保の大飢饉のあと、蘭学者の青木昆陽は、サツマイモが飢饉対策に役立つと説きました。1735年には8代将軍徳川吉宗の命で試作が行われ、関東各地へ栽培が広がるきっかけとなりました。
焼き芋をおいしくする豆知識
- じっくり加熱すると甘くなる: サツマイモにはデンプンを糖に変える酵素が含まれていて、この酵素がよく働く温度帯(おおむね60〜70℃前後)をゆっくり通過させると甘みが増すといわれます。石焼き芋や、低温のオーブンでじっくり焼く方法がおいしいのはこのためです。
- 収穫してすぐより寝かせたほうが甘い: 掘りたてのサツマイモは、しばらく貯蔵してデンプンの一部が糖に変わってからのほうが甘くなるとされます。
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サツマイモにまつわる雑学
- 白い液体の正体: サツマイモを切ったときに出る白い液は「ヤラピン」と呼ばれる成分です。
- 品種の多様化: ねっとりした食感の「安納芋」や「紅はるか」、ほくほく系の「鳴門金時」「紅あずま」など、近年は食感や甘さの違う品種を選んで楽しめるようになりました。
- 川越は「いもの町」: 川越は江戸時代から、江戸へ送るサツマイモの産地として知られ、今もいも菓子やいも料理の店が多く並んでいます。
- サツマイモの栄養: サツマイモは食物繊維やビタミンCを含む野菜です。皮ごと食べると食物繊維をより多くとることができます。
サツマイモの日を過ごすヒント
- 焼き芋や大学芋、スイートポテトなど、サツマイモ料理を味わってみる。
- 品種の違うサツマイモを食べ比べて、好みの食感を探してみる。
- 「栗より(九里四里)うまい十三里」の言葉遊びを、雑談のネタにしてみる。
- 川越など、サツマイモゆかりの地への小旅行を計画してみる。
秋の味覚を楽しむ日
10月13日は、江戸の人々の粋な言葉遊びから生まれた、秋らしい記念日です。やせた土地でも育つサツマイモは、かつて飢饉から多くの人々を救った頼もしい作物でもあります。今日は、ほかほかの焼き芋でも味わいながら、サツマイモが日本に広まった歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日10月13日は「サツマイモの日」です。江戸時代、サツマイモは「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と呼ばれ、9と4を足した13日が記念日になりました。昔の人の言葉遊び、粋ですよね。やせた土地でも育つサツマイモは、飢饉から人々を救った作物でもあります。今日は焼き芋でも食べて、粘り強くいきましょう。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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