11月
17日
肺がん撲滅デー
世界の記念日肺がん撲滅デーとは
11月17日は「肺がん撲滅デー」です。日本肺癌学会が、肺がんに対する社会的関心を高め、早期発見・早期治療の重要性を啓発するために設定した記念日です。11月は「肺がん啓発月間(Lung Cancer Awareness Month)」として世界的にも認知されており、啓発カラーは「ホワイト(白)」です。
肺がんの現状──日本で最も死亡者数が多いがん
肺がんは日本で年間約7万5千人が死亡しており、がん死亡者数の第1位(男女合計)です。初期段階ではほぼ無症状であることが多く、「咳・血痰・息切れ」などの症状が出る頃にはすでに進行していることも少なくありません。だからこそ、定期的な検診による早期発見が命を守る最大の鍵です。
肺がんのリスク要因
- 喫煙:肺がん発症リスクは非喫煙者の4〜10倍。受動喫煙もリスクを高める
- アスベスト(石綿)曝露:建設業・造船業など過去の職業暴露が遠因になることも
- ラドンガス:地下や密閉空間に自然発生する放射性気体
- 大気汚染:PM2.5など微小粒子状物質の長期曝露
- 家族歴:近親者に肺がん患者がいる場合はリスクがやや上昇
検診・予防のポイント
- 胸部X線検査:市区町村の住民健診で受けられる基本の肺がん検診
- 低線量CT検査:高リスク者(喫煙歴あり50〜74歳)に特に有効な精密検査
- 禁煙:いつ禁煙しても遅くない。禁煙後10〜15年でリスクが非喫煙者に近づく
肺がん撲滅デーは、自分や大切な人の肺の健康を見直す日です。「なんとなく咳が続く」「最近息切れしやすい」と感じたら、迷わず医療機関に相談しましょう。