4月
2日
国際子どもの本の日
世界の記念日最終更新:
国際子どもの本の日とは
毎年4月2日は「国際子どもの本の日」です。1805年のこの日、『人魚姫』や『マッチ売りの少女』などで知られる童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが生まれたことにちなみ、1967年に国際児童図書評議会(IBBY)が制定しました。子どもに本のよろこびを、大人にも子どもの本のおもしろさを伝えることを目的としています。世界中で読書の楽しさを共有し、児童文学の大切さをあらためて考える日です。
アンデルセンと児童文学の歴史
アンデルセンの物語は、子ども向けの枠を超えて、世界中で読み継がれています。
- 靴職人の家に生まれた童話作家: アンデルセンはデンマークのオーデンセで、靴職人の父のもとに生まれました。1835年に小説『即興詩人』で注目を集め、同じ年から童話集を発表し始めます。生涯で200編以上の童話を書き、作品は150近くの言語に翻訳されたといわれます。
- 国際アンデルセン賞: IBBYが隔年で贈る「国際アンデルセン賞」は、児童文学への永続的な貢献をたたえる賞で、「小さなノーベル賞」とも呼ばれます。日本からは、作家賞でまど・みちお、上橋菜穂子、角野栄子、画家賞で赤羽末吉、安野光雅らが受賞しています。
日本での「国際子どもの本の日」
IBBYに加盟する各国の支部は、毎年持ち回りでこの日のための記念ポスターとメッセージを作り、世界に発信しています。日本ではJBBY(日本国際児童図書評議会)がその日本語版を作成し、全国の図書館などに届けています。
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子どもの本にまつわる興味深い知識
- アンデルセンの意外な一面: アンデルセンはとても心配性だったといわれ、非常時に建物の窓から逃げ出せるよう外出時にロープを持ち歩いたり、眠っている間に死んだと勘違いされないよう枕元に「死んだように見えるだけです」という書き置きを残したりしたという逸話があります。
- 切り絵の名手: アンデルセンは切り絵作家としても知られ、友人の子どもたちのために、自作の切り絵を貼った絵本を作って贈っていました。
- 『不思議の国のアリス』の新しさ: 1865年に出版されたルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、教訓よりもナンセンスな面白さを楽しむ物語として、その後の児童文学に大きな影響を与えました。
- 故郷に残る名前: アンデルセンの故郷オーデンセの空港は、2013年に「ハンス・クリスチャン・アンデルセン空港」と名前を変えています。
- 大人が読み返す楽しみ: 子どものころに読んだ童話を大人になって読み返すと、結末の苦さや登場人物の気持ちなど、当時は気づかなかった発見があるものです。
国際子どもの本の日を過ごすヒント
- 子どものころに大好きだった一冊を読み返し、当時は気づかなかった魅力を見つけてみる
- 身近な子どもに絵本をプレゼントしたり、読み聞かせをしたりして、物語の楽しさを手渡す
- 世界各国の童話や翻訳絵本に触れ、国や文化による物語の違いと共通点を楽しむ
- 図書館で、国際アンデルセン賞を受賞した日本の作家や画家の作品を探してみる
ページをめくるたびに広がる冒険が、心に勇気と優しさの種をまく
4月2日は、一冊の本が持つ力をあらためて感じる日です。子どものころに読んだ物語は、大人になっても心のどこかに残り続けます。アンデルセンの誕生日に、かつての自分が夢中になった本や、いまの子どもたちが読んでいる本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日4月2日は「国際子どもの本の日」です。アンデルセンの誕生日にちなんだ日で、実は本人はかなりの心配性。眠っている間に死んだと思われないよう、枕元に「死んだように見えるだけです」と書き置きしていたそうです。今夜は子どものころ好きだった本を開いてみませんか。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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