5月
17日
世界電気通信記念日
世界の記念日最終更新:
世界電気通信記念日とは
毎年5月17日は「世界電気通信記念日」です。1865年5月17日、フランスのパリで20か国が参加して、国際電気通信連合(ITU)の前身である万国電信連合が創設されたことを記念する日です。「世界電気通信の日」として1969年から実施され、2006年からは「世界情報社会の日」とあわせて「世界情報社会・電気通信日(World Telecommunication and Information Society Day)」となりました。現在は、情報通信技術(ICT)が社会にもたらす可能性を考え、デジタル格差の解消などを呼びかける国際的な日となっています。
通信の発達と歴史
通信の進化は、物理的な距離を越えて人と人をつなぐ歴史でもあります。
- 電信の広がり: モールス信号を使った電信の普及によって、情報は馬や船で運ばれる時代から、電気で一瞬のうちに届く時代へと変わりました。1871年には長崎と上海、長崎とウラジオストクを結ぶ海底電信線が開通し、日本も国際的な通信網とつながりました。
- 電話の発明: 1876年、グラハム・ベルが電話の特許を取得しました。記号による通信から、声で直接やり取りする通信へと大きく変わるきっかけになりました。
ITUと記念日の歩み
ITUは、各国の通信がつながるためのルールづくりを担ってきました。
- 国連の専門機関: ITUは現在、国際連合の専門機関の一つで、電波の周波数の割り当てや通信の国際標準づくりなどを行っています。国連よりはるかに古く、その歴史から「世界最古の国際機関の一つ」とも呼ばれます。
- 名称の移り変わり: 2005年の世界情報社会サミットで5月17日を「世界情報社会の日」とすることが決まり、翌2006年のITU全権委員会議で、二つの日を合わせることが決議されました。
- 日本での取り組み: 日本ITU協会はこの日に合わせて式典を開き、国際標準化や国際協力で功績のあった人を「日本ITU協会賞」として表彰しています。
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電気通信にまつわる豆知識
- 最初のインターネット通信: 1969年、インターネットの原型であるARPANETで「LOGIN」と送ろうとしたところ、「LO」まで送った時点でシステムが止まってしまったというエピソードが知られています。
- 海底ケーブル: 国際的なデータ通信の大部分は、海の底に敷かれた光ファイバーケーブルを通っています。
- 絵文字は日本生まれ: 日本の携帯電話で広まった絵文字は、文字コードの国際規格「Unicode」に採用されたことで、世界中で使われるようになりました。
- 量子暗号通信: 盗み見されると痕跡が残る性質を利用した「量子暗号通信」の研究・実用化が進められています。
- 次世代通信「6G」: 5Gの次の世代にあたる「6G」は、2030年ごろの実用化を目指して国際的な検討が進められています。
世界電気通信記念日を過ごすヒント
- スマートフォンの不要なアプリを整理し、OSやセキュリティ設定を最新の状態にする。
- 遠く離れた家族や友人に、ビデオ通話などで連絡してみる。
- ニュースやSNSの情報について、出どころを確かめる習慣を意識する。
- 1時間だけスマートフォンを置いて、つながらない時間を過ごしてみる。
見えない通信網が、世界と日常をつないでいる
5月17日は、160年以上前に国境を越えて電信をつなぐためのルールづくりが始まった日です。その積み重ねの上に、今の私たちのスマートフォンやインターネットがあります。当たり前に使っている通信のありがたさと、情報とのつきあい方をあらためて考える一日にしてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日5月17日は「世界電気通信記念日」です。1865年のこの日、パリで20か国が集まり、国際電気通信連合の前身・万国電信連合ができました。国をまたいで電信をつなぐには、まず共通のルールが必要だったんですね。社内のやり取りも、ルールや書き方をそろえるだけで、ぐっと伝わりやすくなるかもしれません。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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