9月
5日
インドの教師の日
世界の記念日インドの教師の日とは
9月5日はインドで「教師の日(Teachers' Day)」として祝われる日です。インド初代副大統領・第2代大統領を務めた哲学者サルヴパッリー・ラーダークリシュナンの誕生日(1888年9月5日)にちなみ、1962年から国内の記念日として定着しました。
教え子たちの願いから生まれた記念日
ラーダークリシュナンが大統領に就任した際、かつての教え子たちが「先生の誕生日を祝わせてほしい」と願い出たところ、本人は「私個人の誕生日を祝うのではなく、この日を全国の教師に感謝を伝える日にしてほしい」と応えたと伝えられています。この謙虚な返答がそのまま、インド全土で教師をたたえる国民的な記念日の由来となりました。
- 学校の様子:上級生が教師の代わりに授業を行うなど、生徒が主体となって先生に感謝を伝える
- 各地のイベント:スピーチコンテストやカードの贈呈など、多彩な催しが行われる
- 本人の功績も紹介:東西の哲学を比較し、英語圏にインド哲学を広めた業績で知られるラーダークリシュナンの思想も、この日に合わせて紹介される
世界の「教師の日」との違い
ユネスコが1994年に定めた「世界教師デー(World Teachers' Day)」は10月5日ですが、インドでは独自に9月5日を教師の日として祝う伝統が根付いています。国や地域によって教師をたたえる日が異なることは、それぞれの国の歴史や偉人への敬意のあり方を映し出しています。
今日の過ごし方
- お世話になった先生に、感謝のメッセージを送ってみる
- サルヴパッリー・ラーダークリシュナンの思想や功績について調べてみる
- インドの学校文化や教育制度について知ってみる
- 自分にとって印象に残っている恩師とのエピソードを振り返ってみる
「自分の誕生日より、先生たちに感謝を」という贈り物
一人の哲学者が自らの誕生日を、全国の教師への感謝の日に変えてほしいと願ったエピソードは、教育者という仕事への深い敬意を物語っています。9月5日は、遠いインドの教師の日を通じて、自分の人生を形づくってくれた先生たちに思いを馳せてみる日にしてみませんか。
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