7月
11日
ラーメンの日
食べ物の日最終更新:
ラーメンの日とは
毎年7月11日は「ラーメンの日」です。一般社団法人日本ラーメン協会が制定し、2017年(平成29年)に日本記念日協会に認定・登録されました。日付は、「7」をレンゲに、「11」を箸に見立てたことと、日本で最初にラーメンを食べたとされる水戸藩主・徳川光圀(水戸黄門)の誕生日(新暦1628年7月11日)にちなんでいます。ラーメン産業の振興・発展とともに、日本独自のラーメン文化を支えていくことが目的です。
「水戸黄門」とラーメンの歴史
日本のラーメンの歴史には、いくつかの節目があります。
- 徳川光圀と中華麺: 明から亡命して水戸藩に招かれた儒学者・朱舜水から、光圀が中華麺の作り方を教わったのではないかといわれています。1697年(元禄10年)には、光圀の隠居所・西山荘を訪れた僧や家臣に中華麺がふるまわれたという記録が残っています。小麦粉にレンコンのでんぷん(藕粉)を混ぜていたとも伝えられ、これをもとに復元した「水戸藩らーめん」もあります。
- さらに古い記録も: 近年は、室町時代の1485年(文明17年)に書かれた京都・相国寺の日記『蔭涼軒日録(いんりょうけんにちろく)』に登場する「経帯麺(けいたいめん)」を、日本のラーメンの始まりとする説も出されています。
- 浅草「来々軒」と大衆化: 1910年(明治43年)、東京・浅草に開店した「来々軒」が、醤油味のスープの「支那そば」で大人気となりました。東京ラーメンの草分けとされ、ここからラーメンは庶民の味として広まっていきました。
ラーメンのおいしさの秘密「うま味の相乗効果」
ラーメンのスープには、うま味をより強く感じさせる組み合わせが生かされています。
- グルタミン酸×イノシン酸: 昆布や野菜に含まれる「グルタミン酸」と、煮干しや鶏ガラ・豚骨などの動物性素材に含まれる「イノシン酸」を組み合わせると、うま味を単独のときより強く感じる「うま味の相乗効果」が起こります。複数の素材を合わせるスープづくりは、この効果を生かしたものです。
- ダブルスープ: 動物系のスープと魚介系のスープを別々にとって合わせる「ダブルスープ」も、異なるうま味を組み合わせる工夫の一つです。
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ラーメンにまつわる豆知識
- 「かんすい」の役割: ラーメンの麺独特のコシと黄色い色は、アルカリ性の「かんすい」によるものです。小麦粉に含まれるフラボノイドという色素がアルカリと反応して黄色くなります。うどんやそばとは違う、中華麺らしい食感と風味のもとになっています。
- 「すする」と香りが広がる: 麺をすすると、空気と一緒にスープの香りが口の中から鼻へ抜け、香りを感じやすくなるといわれます。
- ご当地ラーメン: 札幌の味噌、博多の豚骨、喜多方の醤油など、地域ごとに特色あるラーメンが生まれました。日本ラーメン協会は毎年ラーメンの日に「日本ご当地ラーメン一覧」を発表しています。
- 「家系」の由来: 1974年に横浜で創業した「吉村家」が源流です。同店で修業した人たちが独立して「〇〇家」という屋号を名乗ったことから「家系」と呼ばれ、豚骨醤油のスープと太麺が特徴です。
- 世界に広がる「RAMEN」: ニューヨークやパリ、ロンドンなど、海外でも日本式のラーメン店が人気を集めています。
ラーメンの日を過ごすヒント
- お気に入りの一杯をじっくり味わい、スープにどんな素材が使われているか想像してみる。
- 気になっていたご当地ラーメンを食べてみたり、その土地でその味が生まれた背景を調べてみたりする。
- 行ったことのないお店や、ふだん選ばない味に挑戦してみる。
- 水戸黄門とラーメンの話を、同僚や家族との雑談のネタにしてみる。
一杯の丼に詰まった、日本の麺文化の歴史
7月11日は、日本の国民食の一つとなったラーメンを味わう日です。江戸時代の水戸黄門の逸話から、明治の浅草、そして全国のご当地ラーメンまで、ラーメンは時代とともに姿を変えながら広がってきました。今日は湯気の立つ一杯と向き合い、その味の奥にある工夫や歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日7月11日は「ラーメンの日」です。7をレンゲ、11を箸に見立てたことと、日本で最初にラーメンを食べたとされる水戸黄門の誕生日にちなみます。ただ最近は、室町時代の記録にさらに古い麺が出てくるという説もあるそうです。今日のお昼はラーメンで決まりでしょうか。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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