7月
14日
ゼリーの日
食べ物の日最終更新:
ゼリーの日とは
毎年7月14日は「ゼリーの日」です。ゼリーの美味しさや作る楽しみを広く知ってもらおうと、2005年(平成17年)に日本ゼラチン工業組合(現:日本ゼラチン・コラーゲン工業組合)が制定しました。ゼリーの主原料であるゼラチンの記念日「ゼラチンの日」と同じ日です。ゼラチンの日は、ゼラチンがフランス菓子や料理に好んで使われることから、フランスを代表する記念日である7月14日(フランス革命記念日・パリ祭)が選ばれました。ゼリーの消費が高まる夏の時期であることも理由の一つとされています。
宮廷料理から家庭へ、ゼリーの歴史
ゼリーの歴史は、食材を保存し、美しく見せるための工夫の歴史でもあります。
- フランス料理と「アスピック」: 肉や魚の煮汁が冷えて固まる性質を利用した「アスピック(ゼリー寄せ)」は、ヨーロッパの宮廷料理で発展しました。豪華な見た目を演出するだけでなく、料理の表面を覆って乾燥を防ぐ役割もあったといわれます。
- 粉末ゼラチンの登場: 19世紀末、アメリカで粉末ゼラチンやゼリーの素が商品化されるまで、ゼリー作りは手間のかかる仕事でした。品質の安定したゼラチンが手軽に買えるようになったことが、家庭でのゼリー作りを広めました。
ゼリーが固まり、口でとける仕組み
ゼリー独特の口どけには、ゼラチンの性質が関係しています。
- 冷やすと網目をつくる: ゼラチンは、動物の皮や骨に含まれるコラーゲンを熱で処理して取り出したものです。温めると溶け、冷やすとゼラチンの分子が網目状につながり、その隙間に水分を抱え込んで固まります。これを「ゲル化」と呼びます。
- 体温より低い温度でとける: ゼラチンのゼリーは、およそ25℃前後から溶け始めます。口に入れるとすっととけて風味が広がるのはこのためで、暑い日に室温に置くと崩れやすいのも同じ理由です。
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ゼリーにまつわる興味深い知識
- 「寒天」と「ゼラチン」の違い: 寒天は海藻からとれる多糖類、ゼラチンは動物由来のたんぱく質です。寒天は常温でも固まり、ゼラチンは冷蔵庫で冷やして固めるのが一般的です。
- 生のパイナップルを入れると固まらない理由: 生のパイナップルやキウイフルーツには、たんぱく質を分解する酵素が含まれています。ゼラチンの網目を壊してしまうため、缶詰や加熱した果物を使うのが一般的です。
- 常温で売られるカップゼリー: 市販のカップゼリーの多くには、カラギナンやローカストビーンガムなど植物由来の「ゲル化剤」が使われています。ゼラチンと違って常温でも溶けにくいのが特徴です。
- 介護食にも活躍: ゼリー状の食品はまとまりがよく、飲み込む力が弱い方にも食べやすい形として、医療や介護の現場で使われています。
ゼリーの日を過ごすヒント
- 冷たく冷やしたフルーツゼリーを味わってみる。コンビニやスーパーで季節限定の味を探すのも楽しみです。
- 粉ゼラチンを使って手作りゼリーに挑戦してみる。液体が固まっていく様子は、子どもと一緒に楽しめる身近な実験にもなります。
- 「寒天」「ゼラチン」「ペクチン」で作ったゼリーの食感の違いを食べ比べてみる。
- パリ祭と同じ日にちなんで、アスピックやフランス菓子のゼリーを味わってみる。
ひんやりゼリーで、夏の一日に涼しさを
7月14日は、見た目と口当たりで「涼」を楽しむ日です。宮廷料理のアスピックから、家庭の手作りゼリー、コンビニのカップゼリーまで、ゼリーは形を変えながら私たちの食卓に届いてきました。暑さが本格的になるこの時期、仕事の合間やおやつの時間に、冷えたゼリーを一つ味わって、ひと息ついてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日7月14日は「ゼリーの日」です。ゼラチンがフランス料理によく使われることから、パリ祭と同じ日が選ばれました。ちなみに生のパイナップルを入れるとゼリーは固まりません。酵素がゼラチンの網目を壊すからです。相性の良し悪しは、仕事の組み合わせにもありそうですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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