9月
7日
絶滅危惧種の日
世界の記念日最終更新:
絶滅危惧種の日とは
9月7日は、オーストラリアの「絶滅危惧種の日」(National Threatened Species Day)です。1936年(昭和11年)9月7日、タスマニア州のホバート動物園で飼育されていたフクロオオカミの最後の1頭「ベンジャミン」が死に、フクロオオカミが絶滅したことに由来します。それから60年後の1996年に制定されました。絶滅の危機にある動植物や生態系に目を向け、それらを守る方法を考えるとともに、保護に取り組む人々をたたえる日でもあります。
なぜ9月7日が「絶滅危惧種の日」なのか
フクロオオカミは、人間の活動によって絶滅に追い込まれた動物の象徴的な例です。その最後の1頭が死んだ日を記念日にすることで、同じことを繰り返さないよう呼びかけています。
- フクロオオカミとは: タスマニア島にすんでいた肉食の有袋類で、背中のしま模様から「タスマニアタイガー」とも呼ばれました。コアラやカンガルーと同じく、おなかに袋を持っていました。
- 絶滅までの経緯: かつてはオーストラリア大陸にも広くいましたが、人間や、人間が連れてきたディンゴとの競争、気候の乾燥化などの影響でタスマニア島だけに残ったと考えられています。入植者が飼うヒツジを襲うとして1888年から1909年まで懸賞金がかけられ、2000頭を超える個体が捕殺されたといわれます。
- 今も続く目撃談: 絶滅後も野生での目撃情報がたびたび寄せられていますが、生き残っている確かな証拠は見つかっていません。
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絶滅危惧種とは
絶滅危惧種とは、将来的に絶滅する可能性が高いと判断された動植物のことです。国際自然保護連合(IUCN)は世界の生き物の絶滅リスクを評価して「レッドリスト」として公表しており、絶滅のおそれがある種を次の3つのカテゴリーに分類しています。
- CR(深刻な危機): 近い将来に絶滅の危険が極めて高い。
- EN(絶滅危惧): 絶滅の危険が非常に高い。
- VU(危急): 絶滅の危険が高い。
絶滅危惧種が増える理由
絶滅危惧種が増加している背景には、人間活動による環境変化が大きく関係しています。
- 生息地の破壊: 森林伐採、都市開発、農地拡大など。
- 気候変動: 気温上昇や海面上昇が生態系に影響。
- 乱獲・密猟: 商業目的や違法取引による個体数減少。
- 外来種の侵入: 在来種との競争や捕食による影響。
絶滅危惧種の日にまつわる興味深い知識
- 日本の絶滅危惧種: トキ、イリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギなどが代表的。
- 世界の象徴的な種: ジャイアントパンダ、スマトラトラ、コアラなど。
- レッドリストの更新: IUCNは評価を定期的に更新し、状況を世界に発信している。
- 保全活動: 動物園や研究機関が繁殖・保護活動を行い、野生復帰を目指す取り組みもある。
絶滅危惧種の日を考えるヒント
- 身近な絶滅危惧種について調べ、現状を知る。
- 自然保護団体の活動や寄付制度をチェックする。
- 環境に優しい生活習慣(節電・節水・プラ削減)を意識する。
- 動物園や博物館で保全活動の展示を見て学ぶ。
小さな命を守る行動が、未来の地球をつくる
9月7日の「絶滅危惧種の日」は、生物多様性の大切さを改めて考える日です。私たち一人ひとりの意識と行動が、絶滅の危機にある動植物を守る力になります。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日9月7日は、オーストラリアの『絶滅危惧種の日』です。1936年のこの日、動物園にいたフクロオオカミの最後の1頭が死に、絶滅しました。背中のしま模様から「タスマニアタイガー」とも呼ばれた動物です。失ってから気づくことがないよう、身近なものも大切にしたいですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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