10月
21日
国際反戦デー
世界の記念日最終更新:
国際反戦デーとは
毎年10月21日は「国際反戦デー」です。1966年(昭和41年)10月21日、日本労働組合総評議会(総評)がベトナム戦争に反対するストライキなどの統一行動を行い、世界の反戦団体にも同じ日の行動を呼びかけたことに由来します。日本の労働組合の呼びかけから始まった「国際デー」という点が特徴で、戦争のない社会の大切さを改めて考える日となっています。
ベトナム反戦運動と10月21日
1960年代後半、ベトナム戦争の長期化とともに、反戦の声は世界各地に広がりました。
- 総評の統一行動: 1966年の10月21日、総評は加盟する労働組合に呼びかけ、ベトナム戦争反対を掲げたストライキや集会を全国で実施しました。この行動が海外にも紹介され、翌年以降、10月21日は各国で反戦行動が行われる日となりました。
- 1967年のワシントン: 1967年10月21日には、アメリカの首都ワシントンで大規模な反戦集会が開かれ、国防総省(ペンタゴン)へ向けたデモ行進が行われました。
その後の10月21日
- 1968年の新宿: 1968年10月21日の国際反戦デーには、東京・新宿駅周辺でデモ隊と警察が衝突する「新宿騒乱」が起き、騒乱罪が適用されました。当時の学生運動の激しさを象徴する出来事として知られています。
- 現在の国際反戦デー: 現在も、この日に合わせて平和や反戦をテーマにした集会などを行う団体があります。国連が定める「国際平和デー」(9月21日)とは別の日なので、混同しないよう注意しましょう。
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平和にまつわる知識
- ベトナム戦争の終結: 1973年にパリ和平協定が結ばれてアメリカ軍が撤退し、1975年にサイゴンが陥落して戦争は終わりました。翌1976年に南北ベトナムが統一されています。
- 「積極的平和」: 平和学者ヨハン・ガルトゥングは、戦争がないだけの状態を「消極的平和」、貧困や差別などの構造的な暴力もない状態を「積極的平和」と呼び分けました。
- 音楽と反戦: 1960年代には、反戦をテーマにしたフォークソングが世界で数多く歌われ、日本でもフォークゲリラと呼ばれる若者たちの集会が話題になりました。
- 国連の平和の日: 国連は9月21日を「国際平和デー」と定め、この日を世界的な停戦と非暴力の日とするよう呼びかけています。
国際反戦デーを過ごすヒント
- ベトナム戦争や戦後の日本の社会運動について、本やドキュメンタリーで調べてみる。
- 祖父母や年長の人に、当時の様子を聞いてみる。身近な人の体験談は教科書とは違う学びになります。
- 身の回りの小さな対立を、丁寧な対話で解きほぐしてみる。
- 平和な日常を支えている人や仕組みに、改めて感謝してみる。
平和な日常を見つめ直す日
10月21日は、半世紀以上前に日本の労働組合が呼びかけた反戦の行動が、世界に広がったことを思い出す日です。私たちが安心して働き、暮らせるのは、平和があってこそです。今日は少しだけ、当たり前の日常のありがたさと、それを守るために何ができるかを考えてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日10月21日は「国際反戦デー」です。1966年のこの日、日本の労働組合の総評がベトナム戦争に反対する統一行動を呼びかけ、世界の反戦運動に広がったことに由来します。私たちが安心して働けるのも、平和があってこそ。当たり前の日常に、今日は少しだけ感謝してみましょう。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。