3月 21日

国際人種差別撤廃デー

世界の記念日

最終更新:

国際人種差別撤廃デーとは

毎年3月21日は「国際人種差別撤廃デー」です。1960年3月21日、南アフリカのシャープビルで、人種隔離政策(アパルトヘイト)の「パス法」に抗議する平和的なデモに警官隊が発砲し、69人が亡くなった「シャープビル虐殺事件」に由来します。この事件は国連が人種差別に取り組む契機となり、1966年の国連総会で国際デーとして制定されました。人種差別の撤廃と、差別を許さない国際的な連帯を呼びかける日です。

アパルトヘイトと差別撤廃の歩み

この日は、人種隔離や差別との長い闘いを象徴する日となっています。

  • アパルトヘイトの終わり: シャープビル事件は、国際社会がアパルトヘイトを非難する大きなきっかけとなりました。その後、ネルソン・マンデラらの長い闘いを経て、1990年代初めに関連する法律が廃止され、1994年には全人種が参加する選挙が行われました。
  • 人種差別撤廃条約: 1965年の国連総会で「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」が採択されました。日本は1995年にこの条約に加入しています。

現代の課題

人種差別は過去の問題ではなく、形を変えて今も存在しています。

  • 無意識の偏見: 人は自分と異なる属性の人に対して、無意識のうちに思い込みで判断してしまうことがあります。こうした「アンコンシャス・バイアス」に気づくことの大切さが、近年よく語られています。
  • ヘイトスピーチ: 特定の民族や国籍の人々への憎悪をあおる表現が社会問題となっています。日本でも2016年に、いわゆる「ヘイトスピーチ解消法」が施行されました。
広告

国際人種差別撤廃デーにまつわる豆知識

  • 南アフリカの「人権の日」: 南アフリカでは、3月21日は「人権の日(Human Rights Day)」という祝日になっています。
  • 連帯週間: 3月21日から27日までの1週間は、国連の「人種差別と闘う人々との連帯週間」とされています。
  • 国際年: 1971年は、国連が定めた「人種差別と闘う国際年」でした。
  • スポーツ界の取り組み: サッカーの国際大会などでは「Say No to Racism」などのスローガンを掲げ、差別の根絶を訴える取り組みが行われています。

国際人種差別撤廃デーを過ごすヒント

  • アパルトヘイトやシャープビル事件について、本や記録映像で学んでみる
  • 自分の言動に、思い込みや偏見が含まれていないか振り返ってみる
  • 異なる文化的背景をもつ人の話を聞いたり、その文化の料理や音楽にふれたりしてみる
  • 職場で、誰もが公平に扱われているかを考えるきっかけにしてみる

一人ひとりの尊厳を考える日

国際人種差別撤廃デーは、60年以上前の悲劇をきっかけに生まれた日です。3月21日は、その歴史を知るとともに、身近なところにある偏見や差別について考えてみる日です。

朝礼・スピーチで使える一言ネタ

今日3月21日は『国際人種差別撤廃デー』です。1960年のこの日、南アフリカのシャープビルで平和的なデモに警官隊が発砲し、69人が亡くなりました。この事件をきっかけに、国連が1966年に制定しました。私たちも、思い込みで人を判断していないか立ち止まって考える日にしたいと思います。

朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。

記念日カウンター 付き合い記念日・結婚記念日など今日で何日目かを計算
→

次に読む:3月21日の他の記念日

3月21日の記念日をすべて見る →
翌日 3月22日の記念日 放送記念日 / 感動接客の日 / 世界水の日 翌日の記念日を見る →
広告