8月
1日
水の日
歴史的記念日最終更新:
水の日とは
毎年8月1日は「水の日」です。水資源の有限性や水の貴重さ、水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めることを目的に、1977年(昭和52年)5月31日の閣議了解によって定められました。8月1日からの1週間は「水の週間」とされています。8月は1年の中でも水の使用量が多く、水への関心が高まる時期であることから、その初日が選ばれました。その後、2014年(平成26年)に制定された「水循環基本法」でも、8月1日は「水の日」として法律に位置づけられています。
日本の水資源と水の日のあゆみ
水の日・水の週間は、国土交通省が中心となって運営され、毎年全国各地で水に関するイベントや啓発活動が行われています。
- 水循環基本法の制定: 2014年に施行されたこの法律は、水が「健全に循環」し、その恩恵を将来にわたって受け続けられるよう、国や自治体、事業者、国民それぞれの責務を定めました。水を単なる資源としてだけでなく、雨・川・地下水・海をめぐる「循環」として捉える考え方が示されています。
- ダムと水道の整備: 日本は山が多く川が短く急なため、降った雨が短時間で海へ流れ出てしまいます。そのため、ダムや浄水場、配水管の整備によって水を安定して届ける仕組みが築かれてきました。東京都など大都市の水道は、漏水率の低さでも知られています。
「水」という物質の不思議な性質
身近すぎて意識しにくい水ですが、ほかの物質にはない特徴をたくさん持っています。
- 温まりにくく、冷めにくい: 水は比熱が大きい物質です。人の体の約60%は水でできており、急な気温の変化から体温を保つのに役立っています。
- 多くのものを溶かす: 水はさまざまな物質を溶かすことができます。血液が栄養や酸素、老廃物を運べるのも、この性質のおかげです。
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水にまつわる豆知識
- 使える淡水はごくわずか: 地球の表面の約70%は水で覆われていますが、その約97%は海水です。川や湖など、人がすぐに利用しやすい淡水は、地球上の水のわずか0.01%程度とされています。
- バーチャルウォーター(仮想水): 輸入した食料を、もし自分の国で作ったらどれだけの水が必要かを推定した考え方です。牛肉1kgを作るには約2万リットルの水が必要とされ、日本は食料の輸入を通じて、海外の水を間接的に使っているといわれます。
- 「硬水」と「軟水」: 水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量で分けられます。日本の水の多くは軟水で、昆布などのだしがよく出るといわれます。
- 氷が水に浮く理由: 多くの物質は固体になると密度が大きくなりますが、水は氷になると体積が増え、密度が小さくなります(水の密度が最も大きいのは約4℃)。そのため冬の湖は表面から凍り、底まで凍りにくいので、水中の生き物が冬を越せます。
- 表面張力: コップの縁で水が盛り上がるのは、水の分子どうしが引き合う力(水素結合)によるものです。
水の日を過ごすヒント
- 暑い時期なので、こまめな水分補給を意識してみる。のどが渇く前に少しずつ飲むのがおすすめです。
- 身近な「節水」を一つ実践してみる。シャワーや歯みがきの間に水を出しっぱなしにしないなど、小さな行動から始められます。
- 自分の住む地域の水道水が、どこの川やダムから来ているのかを調べてみる。
- 近くで開かれる「水の週間」のイベントや、浄水場の見学会をチェックしてみる。
蛇口の向こうにある、長い水の旅
8月1日は、当たり前のように蛇口から流れ出る水が、雨や川、ダム、浄水場を経て届いていることを思い出す日です。コップ1杯の水の背景には、自然の循環と、それを支える多くの人の仕事があります。暑さの厳しい季節、冷たい水でのどを潤しながら、水の大切さに少しだけ思いを巡らせてみてください。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日8月1日は「水の日」です。1977年の閣議了解で定められ、今日から1週間は「水の週間」です。地球の水のうち、川や湖など人がすぐ使える淡水は0.01%ほどしかないそうです。暑さが続く時期、こまめな水分補給とあわせて、蛇口を閉める一手間も意識してみたいですね。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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