インターネット記念日
世界の記念日最終更新:
11月21日「インターネット記念日」とは
インターネットの前身であるARPANET(アーパネット)で、1969年11月21日に、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とスタンフォード研究所の間に恒久的な回線がつながりました。日本では、この日を「インターネット記念日」として紹介しています。12月5日には、ほかの2拠点も加わった4つのノードのネットワークが完成しました。なお、この日の制定団体は確認できませんでした。日本の資料には、同じ日をARPANETの公開実験が始まった日と説明するものもあります。
「LO」で止まった最初のメッセージ
これに先立つ1969年10月29日午後10時30分、UCLAの学生プログラマ、チャーリー・クラインがスタンフォード研究所へ「login」の文字を送ろうとしました。ところが「lo」まで送ったところでシステムがクラッシュし、最初のメッセージは「LO」になりました。これは、1文字ずつ電話で確認しながらの送信でした。約1時間後に復旧して、全文の送信に成功しています。この10月29日は「インターネット誕生日」とも呼ばれます。
日本のインターネットの歩み
- 1981年:日本で初めてARPANETとつながったのは東北大学で、ハワイのALOHAnet経由でした
- 1984年:村井純が慶應義塾大学と東京工業大学を接続し、10月に東京大学が加わって、大学をつなぐ実験ネットワーク「JUNET」が始まりました。最終的には600以上の組織を結びました
- 1993年:IIJが11月にインターネット接続サービスを始めました(会社設立は1992年12月)
- 1994年:IIJが5月に「ダイアルアップIPサービス」を始めました
- 2023年:総務省の調査では、個人のインターネット利用者の割合は86.2%でした
ARPANETからインターネットへ
1983年1月1日には、ARPANETの本番運用がTCP/IPに切り替わりました。ARPANETは、1970年3月に東海岸のBBNとつながり、ノードの数は1971年9月に18、1973年9月には40へと増えていきました。その後1983年には、軍事関係の部分がMILNETとして分かれ、ARPANET本体は研究用のネットワークとして続きました。「軍事目的だけのネットワークだった」という見方については、村井純が、資金の方針などを理由に否定しています。JUNETは1991年10月に実験ネットワークとしての役目を終え、ドメイン名の割り当て機能はのちのJPNICに引き継がれました。日本のインターネットの原点にあたるネットワークです。
今日の過ごし方
- 「最初のメッセージは『LO』だった」という話を、朝礼や雑談で紹介してみる
- 初めてインターネットを使った頃の思い出を、同僚と話してみる
- パスワードの使い回しがないか、見直してみる
- 使っていないアカウントや古いブックマークを、整理してみる
たった2文字から始まった、大きなネットワーク
最初のメッセージはわずか2文字でした。11月21日は、その2文字から広がったネットワークの上で、いまの仕事や暮らしが成り立っていることを思い出す日です。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日11月21日は『インターネット記念日』です。前身のARPANETの最初の通信実験では、「LOGIN」と送るつもりが「LO」まで届いたところでシステムが止まったという有名な話があります。世界を変えた技術も、最初はつまずきから始まったんですね。今日の失敗も、きっと次への一歩です。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。
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