12月 1日

映画の日

歴史的記念日

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映画の日とは

12月1日は「映画の日」です。1896年(明治29年)11月25日から12月1日にかけて、神戸・花隈の神港倶楽部で、日本初となる映画の一般公開が行われました。このとき使われたのは、スクリーンに映すものではなく、エジソンが発明した「キネトスコープ」という、箱の中のフィルムをのぞき窓から1人ずつ見る装置でした。この日本初の有料公開から60年目にあたる1956年(昭和31年)、映画産業団体連合会(映団連)が、公開期間のうちもっともきりのよい12月1日を記念日に定めました。

のぞき箱から始まった日本の映画

キネトスコープは1人ずつのぞき込む装置だったため、大勢で同じ画面を見るという今の映画とは形が違いました。スクリーンに投影する方式が日本に入るのは翌1897年(明治30年)のことで、そこから映画は一気に大衆娯楽へ広がっていきます。神戸のメリケンパークには1987年(昭和62年)に映画記念碑が建てられました。石碑の中央を四角く切り抜いてスクリーンに見立て、その前に客席のように石を並べたデザインです。

  • 日本初の一般公開:1896年11月25日〜12月1日、神戸・花隈の神港倶楽部
  • 使われた装置:エジソンのキネトスコープ。箱をのぞいて1人ずつ見る方式
  • 制定:1956年、映画産業団体連合会(映団連)。有料公開から60周年の年
  • 日付の理由:公開期間のうち、もっともきりのよい日を選んだ

数字で見る、いまの日本映画

日本映画製作者連盟の「全国映画概況」によると、2025年(令和7年)の全国入場人員は1億8,875万人、興行収入は2,744億円で、いずれも前年の約1.3倍でした。平均入場料金は1,454円、公開本数は1,305本、スクリーン数は3,697です。興行収入トップは劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来の391億円で、次いで「国宝」の195億円、「名探偵コナン 隻眼の残像」の147億円と続きました。邦画が興行収入全体の75.6%を占めています。

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映画館で上映されるのは映画だけではない

近年の映画館は、映画以外のコンテンツも上映しています。舞台や音楽ライブ、スポーツ、アニメのイベントなどをスクリーンに映す上映はODS(Other Digital Stuff)と呼ばれ、2025年の興行収入は274億円、公開・配信本数は489本で、うち273本が生中継でした。前年より1割以上増えています。自宅の配信サービスが充実した一方で、「同じ時間に同じ空間で観る」ことそのものに価値を見出す使われ方が広がっている形です。

今日の過ごし方

  • 多くの映画館がこの日だけ鑑賞料金を1,000円に下げる。仕事帰りのレイトショーを狙ってみる
  • IMAXや4DXなど、自宅では味わえない大画面・音響の上映方式を試してみる
  • 観た作品のタイトルと一言感想を残す。1年ためると自分の好みが見えてくる
  • 原作のある作品なら、前後に小説や漫画を読んで見比べてみる

のぞき箱から大スクリーンへ

130年前、神戸の一室で人々が箱をのぞき込んでいた光景が、今の巨大スクリーンにつながっています。12月1日は、その入り口をつくった一台の機械に思いを向けながら、久しぶりに映画館の椅子に座ってみる日です。

朝礼・スピーチで使える一言ネタ

今日12月1日は「映画の日」です。日本で初めて映画が一般公開されたのは1896年、神戸でした。ただ、使われたのはスクリーンではなく、箱をのぞいて1人ずつ見る装置だったそうです。今では大画面で並んで観るのが当たり前。多くの映画館が今日だけ1,000円になります。年末の話題作、いかがでしょうか。

朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。

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