3月
20日
国際幸福デー
世界の記念日最終更新:
国際幸福デーとは
毎年3月20日は「国際幸福デー(International Day of Happiness)」です。2012年(平成24年)6月28日の国連総会で、全加盟国の一致により採択された国際デーの一つ(決議66/281)で、「ハピネスデー」とも呼ばれます。幸福の追求は人間の基本的な目標であるという考えのもと、経済成長だけでなく、人々の幸福や福祉を重視した、より包括的でバランスの取れた発展を考える日です。背景には、国民総生産(GNP)ではなく「国民総幸福(GNH)」を政策の目標に掲げてきたブータンの考え方が、国際的な反響を呼んだことがあります。
幸福度を測る調査
幸福度は、アンケートなどのデータをもとに国ごとに比較する試みが行われています。
- 世界幸福度報告: 国際幸福デーの時期に合わせて、毎年「世界幸福度報告(World Happiness Report)」が発表されます。各国の人々に自分の生活を0〜10点で評価してもらう調査をもとに、1人当たりGDP、社会的な支え、健康寿命、人生の選択の自由度、寛容さ、腐敗の少なさといった要素との関係が分析されています。
- 北欧諸国が上位: フィンランドは2026年版で9年連続の1位となり、アイスランド、デンマーク、スウェーデンなど北欧の国々が上位に並んでいます。
- 日本の順位: 2026年版の日本は61位でした(2025年版は55位)。所得や健康寿命は高い評価を受ける一方で、寛容さなどの項目が低めに出る傾向があります。
ブータンと「国民総幸福」
国際幸福デーの考え方に大きな影響を与えたのが、ヒマラヤの小国ブータンです。
- GNHの始まり: ブータンでは1970年代から、経済の豊かさだけでなく国民の幸福を国づくりの目標とする「国民総幸福(GNH)」の考え方が掲げられてきました。
- 憲法にも明記: 2008年に制定されたブータンの憲法では、国がGNHの追求を可能にする条件を整えるよう努めることが定められています。
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幸福にまつわる豆知識
- 日本の「幸福の日」: 日本では5月29日が「こ(5)うふ(2)く(9)」の語呂合わせで「幸福の日」、2月9日が「ふ(2)く(9)」で「福の日」とされています。
- 長く続く人間関係の研究: アメリカのハーバード大学では1938年から、同じ人々の人生を追いかける研究が続けられており、良好な人間関係が健康や幸福と深く関わっていることが報告されています。
- 感謝を書き出す習慣: 1日の終わりに「よかったこと」を3つ書き出す「スリー・グッド・シングス」は、ポジティブ心理学で紹介されている方法の一つです。
- 収入と幸福: 収入が増えると幸福度も上がる傾向がある一方、ある程度を超えると伸びが緩やかになるという研究もあり、収入と幸福の関係はいまも議論が続いています。
国際幸福デーを楽しむヒント
- 自分がどんな時に「心地よい」と感じるかを書き出し、大切にしたいことを整理してみる
- 身近な人に「ありがとう」を伝えたり、小さな親切をしたりしてみる
- 寝る前に、その日の「よかったこと」を3つ書き出してみる
- 世界幸福度報告の結果を眺め、日本や他国の特徴について家族や同僚と話してみる
「幸せとは何か」を考えてみる一日
国際幸福デーは、経済の豊かさだけでは測れない「幸せ」について、世界中で考える日です。3月20日は、身の回りのささやかな喜びや、人とのつながりに目を向けてみてはいかがでしょうか。
朝礼・スピーチで使える一言ネタ
今日3月20日は『国際幸福デー』です。2012年に国連で決まった国際デーで、毎年この時期に「世界幸福度報告」が発表されます。2026年版ではフィンランドが9年連続1位、日本は61位でした。幸せの物差しは人それぞれ。今日は身近な人に「ありがとう」を一つ多めに伝えてみませんか。
朝礼・社内報・スピーチの話題にそのままお使いいただけます。